今年はとにかく巨大なタンポポが猛威をふるった年でした。
もうね、「え?チューリップですか???」ってなくらいのサイズ

それに反して、スズランが全然育たない年でもありました。
去年は、「もぉ~葉っぱばっかり出て
」といいつつ、花もそれなりについたのですが、

今年は葉っぱすら少しだけ。
花に至っては、多分庭全体からかき集めても10本までなかったと思います。
こんな調子じゃピンクすずらんはダメかなぁ~と諦めムードで探したところ・・・
ありましたーーーっ

左側の1本が薄っすらピンク。お花も超ちっちゃいw
で、思い出したのが猫ラブ作の童話「スズランの魔法」シリーズ
ピンクのスズランを見つけたことで、かまってキング
は消滅し、

母と娘は幸せを取り戻すというストーリー
で、これがまんまと実現しちゃったものだから翌年に書いたのがコチラ
今年も娘がピンクのスズランを探して来たのに、もう母親はそれがわからなくなっている。
葉っぱだらけだったのは母親の心。もうそこにスズランは咲かないと神様が言う。
そして母親は、スズランの神様と妖精に連れられて「スズランの園」に旅立つというストーリー
こ・・・こわい。またしても現実化している。
じ、じゃあ、今年も書けば現実化するかしら。書いてみよっ

続々「スズランの魔法」 作:猫ちゃんLOVE
母親がスズランの園へ引っ越してからも、娘は度々母親に会いに行っていました。
そんな娘もそろそろ高齢。自分自身の体調が悪くなることもしばしばでしたが、
大切な母親を1番に思う気持ちは変わりません。
そして今年もスズランの季節がやってきました。でも、花の数が驚くほど少ないのです。
「嘘、どうしてこんなに少ないの?神様が言ったとおりここには咲かなくなっちゃった
」
それでも娘は必死にピンクのスズランを探し出しました。
「あった
あったけど・・・このままじゃ来年は咲かないかも知れない。
どうしよう。ひーんっ」
そこにスズランの神様が現れました
「娘よ。泣くでない。その最後の1輪は母親の心じゃ。
今までよく頑張った。もうそなたは母親を守るのではなく、誰かに守ってもらう時期なのじゃ。
母親を1人で見送るのはつらかろう。
だからわしが、心優しい青年をそなたにつかわすので、これからはその青年と生きるがよい。
お互いに尊敬しあいながら幸せに暮らすのじゃぞ」
「はい。神様。ありがとうございます」
そしてほどなくして娘は青年と出会い、ずっと幸せに暮らすのでした
ふふふ。これでよしと