母はまたしても住所が書けなくなっていた | こんな娘でごめんなさい

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末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

母は認知症が進むにつれイレギュラーな文章が書けなくなりました。

 

 

それでも、名前と住所は意外とスラスラ書けていたのに、

 

半年ほど前からは、見本を見ながら真似て書くようになり、

 

現在に至っては見本があってもまったく意味なし。

 

 

 

今回は、叔母の遺産相続手続きを弁護士に託す「委任状」を書くと言うミッション。

 

 

 

「北海道」をスラスラと書いたので安心していたら、市町村をいきなり平仮名で書き出す始末。

 

 

 

油断した~チュー

 

 

 

まさか平仮名でくるとは・・・

 

もう、公的文書の重要さもわからなくなったってことか。

 

 

そこからは、少しでもペンをおかしな方向に走らせようものなら「あっ!」と言って静止させ、

 

なんとか私が誤魔化した後に続きを書かせるの繰り返し。

 

もはや字ではなく図形。

 

住所を書くだけで20分もかかるってどうなの???

 

 

とは言え、まだ本人自身が書けていると言う事実は大きい。

 

字が綺麗・汚いよりも”本人が書いた”ということが大切だから。

 

 

でも今度からは違う紙に1度書かせてみて、調子の良さそうな時を見計らうしかなさそう。

 

それでも名前だけはスラスラと書いてくれるし、

 

数字も一応覚えているのが不幸中の幸い・・・とでも思うしか・・・ないよねショボーン