前記事で叔母が旅立つであろうタイミングについて書きました。
突然の不慮の事故などは除いて、
闘病の末に旅立つ人というのは、案外自分が逝くタイミングを考えているのかなぁと思います。
結構思いあたる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、残された家族が気持ちの整理をつける上で、
なにかしらの理由をとってつける場合もあるかも知れませんが、
亡くなる人は亡くなる人なりに、残して行く家族のことをとーっても考えてるんじゃないかと。
うちの父も、長い入院中、一時的に危篤に陥りましたがみるみる回復し、
あーまたしばらくは一緒にいられそうだなぁーなんて思ったり。
ただ、その時入院してたのが救急指定病院だったので、
主治医から療養型の病院へ転院を進められました。
※病状が悪いと転院許可は難しいので、そこそこ安定はしていたってことですね
転院に向けて、転院先の主治医・ソーシャルワーカーさんとも面談し、
ストレッチャー移動が可能な介護タクシーも手配済み。
そんな中で、転院前日に突然急変した父。
結局父は、転院することなく3日後に旅立ちました。
自分自身が転院をしたくなかったのか、
はたまた家族にこれ以上迷惑をかけたくなかったのかはわかりませんが、
父は父なりにギリギリまで考えて覚悟を決めた気がします。
こういうのをぜーんぶひっくるめて「運命」と呼ぶんでしょうね。