妖怪無職猫男 -11ページ目

日曜日恒例、求人広告チェック。
・・・・・・介護ヘルパーだの、歯科助手だの、
資格ってのは、食いっぱぐれがないね・・・・・・。
資格を取るにも金がかかる。
そんな金は無い・・・・・・。
暗転。

今日は、気分を変えて山の方へ散歩。
川岸の土手を歩く。
春爛漫である。
モンシロチョウとモンキチョウが、うようよ飛んでいる。
河川敷にある芝生の公園は、家族連れでいっぱいだ。

帰り道、目薬を買う。
暇な一日、パソコンに向かっていることが多く、
ドライアイ気味な今日この頃。

帰宅すると、母が白菜を漬けていた。
こう暖かいと、白菜漬けも、もう終わりだとの事。

庭では、水仙の株が増えていた。
母が買ってきて、植えたらしい。
元々庭にあった株とは、大きさがかなり違う。
ほったらかしていたものと、
きちんとした世話をされて商品化されたものの違いを感じる。

庭いじりは人生に似ている・・・。

好物

午後、散歩中、御堀端から、市街へ。
晴天の土曜日ということで、観光客が多い。
おれの住む街は、土蔵をはじめとして、古い建物が多いので、観光地となっている。京都や川越に比べたら、史跡も名所も無い、たいした街ではないと思うのだが・・・。

『○○名物・おろしそば』の看板を発見。
ほほ~う( ̄"Д ̄)・・・・・・、
地元生まれで35年。
初耳である。
こういうものを見てしまうと『○○名物・△×△×』って、どこのも胡散臭く思えてしまう。
観光客にしてみれば、
「ほほ~う、名物なのかぁ。食ってみるか。」と、なるのだろうが・・・。
東京都民全員が東京タワーに登ったことがあるかといえば違うように、
観光地の名物ほど、地元民は知らないものだ。

食い物といえば、昨日の晩飯は美味かった。
立場上、あれが食いたい、これが食いたい言える立場ではない。
しかし、昨夜は、おれの大好物だった。
おれの一番好きなもの、それは、

芹の天ぷら*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ヽ( ̄д ̄:)ノ・・・・・・これまた、なんて地味~な感じ・・・・・・。

ただし、おれの好物だから出てきた訳ではない。
道の駅で安売りしていたからだ・・・。
うちは田舎なので、川に行けば芹くらい、
わんさか生えているのだが・・・。

ま、その辺の草っぱで満足なのだから、
安上がりといえば安上がり(´Д`)

甘酒

散歩がてらホームセンターへ亀の餌を買いに行く。
片道20分弱。いつもなら車で行くのだが、
天気もいいので歩いていくことにした。

家に帰ると、鍵がかかっていた・・・。
母は午後イチで姉の家へ子守に。
父は新聞でも買いに行ったのだろう。

亀をたらいに入れて、日光浴させる。
庭の隅で野生化している苺が、花を咲かせているの発見。
一昨年、一株だけ植えたのだが、みるみるうちに増え、
庭の一角を占領している。
自分で育て始めて初めて知ったのだが、苺は冬でも葉が枯れない。
しかも丈夫。施肥と受粉さえ巧くできれば簡単だ。
今年も実をつけそうだ。
・・・・・・実が付く頃までには何とか仕事を・・・・・・と、ふと浮かぶ。
暗転・・・。

しゃがみこんで、亀をじぃっと見つめる。
亀が見返してきた。
しばらく見つめ合う・・・。

あほらし・・・。
暗くなっても始まらない、と、立ち上がる。

不在の母に代わり、洗濯物をこみ、たたみ、しまう。

すると父帰宅。
予想通り、手にはスポーツ新聞。
「冷蔵庫にある甘酒つくっとけや、」と、父。

甘酒?

明日は、世間では御雛祭り。
ほほう・・・・・・なるほど。
冷蔵庫からパックを取り出す。
作り方を参照。
なんのことはない、水を加えて煮るだけだ。

しゃもじで、かき回しながら、火にかける。
出来上がったものを見て、
(甘酒ってこんなんだっけ?)
と、素朴な疑問。
もっと、どろどろしていた気がするのだが・・・。
帰宅した父が、早速、試飲。
「甘いくて美味い。」
と、言って機嫌良し。

いいならいいんだけど・・・・・・。