(引き続き入院の記録です。苦手な方はご遠慮下さい。)
そんなわけで。
5日かかった出産の終着地点は帝王切開となりました。
助産師さんたちが普通のお産を勧めてくれた親切心も冷静になれば分かるし、安易に決めたと思われても仕方ないとは思ったけれど後悔はありません。
産まれたわが子を数日後に他の新生児たちと見比べたらだいぶ頭が大きくみえたもので

これはきっと通らなかったし回旋も戻らなかっただろうな、きっと手術になっていただろうと思うのです。
助産師さんたちがとても心配してくださったことも後々分かりました。
「大変でしたね。」
「手術、怖くなかったですか?」
「旦那さん、結果手術になって何か(不満とか?)言ってませんでした?」
とかとか数日経っても聞かれます

散々、産ませるための処置をした結果がこれで申し訳ないと思われたのか分かりませんが医師の方まで産後挨拶に来てくださったり…。
でも帝王切開後の色々な身体の不自由はもう自分で決めたことなので覚悟の上。
入院も延びてしまったけれど仕方ない。
本当に必要な処置だったのか疑問は残るけれど、今は不満をぶつける気もないし、無事に産めたこと感謝してます

そしてなにより。
今回の出産で夫へは感謝しきれない。
天邪鬼な私は、
「最終的にお産は女1人でするもの。」
「男はその場では結局何もできない。」
と良く言われることをずっと
「そりゃそうだ。だからイヤなのよ、出産なんて」と思って来ました。
立会いだって自身の為というより、夫の好きなようにしたら良いって気持ちだったし。
でも実際は違った。
陣痛来るたびに強弱をつけて一晩中腰をさすってくれた夫。
変な姿勢とってるからか自分の腰もパキパキだし、指紋もなくなるくらいだったらしいですが文句も言わずに言う通りにしてくれました。
それがあるかないかでいきみ逃しの楽さが全く違ったのです。
誰も診察に来てくれずひたすら放置されて発狂しそうになってた時も、
「深呼吸。ゆっくりゆっくり。スーーハーー。焦らない、焦らない。」とずっと宥められていました

「あぁ、2人で産むんだな。」と自然と思えてなんとも心強かったです。
今後何かあってもすべて許してあげなくてはいけないな、なんて思ってしまった

うん。
これは忘れないようなしなくては。
そして子ども。
予定日より1週間も早く産まれたのに約3200gとなかなか立派な体重で産まれてきた息子。
自分が子どもを持つというイメージが昔からなかったので最初は「これが息子かぁ。」と不思議な感じでしたが、徐々にわが子って意識が強まってきています

赤子ってのは泣いても可愛いものなのだと初めて実感する日々です

まだまだ本当の苦労はこれからかもしれませんし、正直不安しかないのですが自分は一体どんな母親になれるのだろうな。。
さて。
独身時代はお買い物三昧な日々を過ごし、
結婚してからは日々の食べ物ばかりを綴ってきたこのブログ。
今後は子ども中心の生活になるのでしょうが、今のところ子どもの事をメインに残そうとは思っていなくて。
そうなると一気に書くこともなくなり更新も減るだろうなぁ。。。
できれば今まで通り書いていきたいけれどどうなることか。
こちらに関してはしばらくのんびり考えようと思います

(そもそもこんなに更新できずにいたのに続けられるのか、、、
)

とりあえず出産までのあれやこれやは一旦終わり。
とても天気の良い日に無事に退院できました

(出産にいたる全ての行為が医療行為だったためかだいぶ費用が安くてびっくり。)
下界は桜が咲いていて感動したなぁ
