2日目にも実は寄っていたのだけれど、夕方で閉まっていたり日曜で閉まっていたり。
それに売店で気になっていたものを買おうか一晩悩んで決心が付いたので再び行ってもらったの

小豆島の醤油作りは400年以上の歴史を持ち、今も20軒以上が昔ながらの製法にこだわって醤油や佃煮を作り続けています。
古くからの醤油工場やもろみ蔵が残る一帯が「醤の郷」と呼ばれています。
(ガイドブックより)
私が行きたかったのは、車で通るととても目立つ場所にあるのになぜかガイドで特集されていないどころか地図にも載っていない「金両醤油」さん。


前日にこちらの売店では醤油の味比べをさせてもらったりしてお醤油も気になるところ。
でもなんと言ってもね!
ここには小豆島島産100%のオリーブオイルがあったのですよ。
金両醤油さんの持っているオリーブ畑で去年収穫された数少ないオイルを、お店に訪れた人だけが買えるようにと少し取り置いてあったものだそうです。
それが私にはとてもお高くてね…。
醤油がそこまで高いものではないだけに、この量でこのお値段…と悩んでいたの~。
でもここまできて後悔はしたくない

決心して再び訪ね、世間話ついでに蔵の中覗けたりなんてしないんですか~?とちゃっかり聞いてみる。
(蔵見学はどこも基本予約制。)
そうしたらこちらでは窓からなら覗けるようで見せてもらいました


窓開けた途端、もろみの香り。
このもろみの香りも蔵によって違うみたいです。
日本で蔵造りされている醤油は1割ほど。
そのうちの3割がここ小豆島で作られているそうです。
金両さんもここ50年以上、1人の蔵長さんが管理されているのだそう。
温度調節もされていない蔵でのこと。
夏場は週に2回ほど中を掻き回しチェックします。
発酵具合も年によってマチマチなので2~3年かけて醤油になっていくのです。
その出来上がりを見極めるのが蔵長さん。
職人だ…!
聞けばなんでも答えてくださり、色々と教えてもらえました。
この旅の目的に醤油は含まれていなかったのに、話を聞けば聞くほど魅力的


駐車場に生えていたオリーブの木で見つけたハートの葉っぱ

取っていいよ~と言ってくださりお守りに頂きました
さらにこの辺りの散策したいと言ったら駐車場に車置いたままで良いと仰っていただけたので、馬木の散策路へ。
どこまでも親切

昔ながらの醤油蔵やお家がちらほら。

「金」がついたり「ヤマ」がついたり「マル」がついたりどこか名前が似通っているのはもとは親戚筋とかなのか??

探していた「オリーブのリーゼント」くんも発見

関東では聞くことのない名前ばかりです。
ヤマロク醤油
マルキン醤油
ヤマサン醤油
ヤマヒサ
マルシマ etc.
(ホテルや飲食店などではヤマロク醤油が多く置かれていたイメージがあります。)

散策路を登っていくとオリーブ畑がありその中に佇んでました。


こちらは瀬戸内国際芸術祭作品のひとつです。
瀬戸内に浮かぶ島々を舞台に3年に1番 度開催される現代アートの祭典のことです。
(ガイドブックより)
トリエンナーレみたいなものでしょうか??
確かにこの辺りの島巡りはアート作品がとても多く、それを観に行くようなもの。
かなり力を入れている採点なのでしょう。

穴の中にはオレンジが2つ。
供えられていた?!
さて一通り散策終わって少し離れたマルキン醤油まで移動しました。


少し前に金両さんの蔵で嗅いだ香りとは確かに違う!
説明を受けたおかげで気づくことができました


分からないものですね~

この辺で小豆島で見たかった所はだいたい回ったかな。
お土産は香川のものより小豆島のもので買いたかったので少しずつ買い足して行きました
