

(これはポスターですが、実際見たのは看板です。)

ガイドブックでまったくノーチェックだった、「銚子渓自然動物園おさるの国」。
思わず向いの土産物屋の駐車場に停めてみたところ、お店の人に猿園行くのかと尋ねられた。
けっこう閉園間際だったので行っても良いものか逆に尋ねたところ、問題ない!と。
(尋ねたのは私たちの車が駐車場に入った時、入り口で立ち話をしていたおばさまです。
立ち話の相手は、私たちが駐車場入ったのを見て園の方に向かっていた。
入り口の受付係だったらしく、来るの当然とばかりに待ち構えられていた
)

なんの予備知識もなく入った私たち。




いた………!

あれ?
あれれ?
普通に放し飼いっ?!
ビビる夫
そこに係のおじさんがやって来て、餌をやるかと聞かれる。
もちろん、あげたい

そしたらなんと……
檻の中に入れられた

私たちが入るのか

餌なんて持ってたら襲われるよー、とおじさん。
そして檻に入ってから、山の方から猿の群れを呼ぶために大きな音を出し始めた。
食パンの耳をあげたのだけどね。
私があげると、

とばかりにひったくっていく猿たち。。
爪伸びてなかったけど毎回軽く引っ掛かれたわよ。
なのに夫があげると、



なんてやり取りがありそうな様子で…。
その場で食べてるし。
(私の時はひったくって写真なんて撮る間も無く貪っていたわ…!)



何が違うんだー

私の写真がぶれているのは、猿に警戒されているからか、夫の腕
が悪いのか。

慣れるまでやったる!!
くらいな気持ちでいたけれど止められました

先へ進みます
。。。
この時周りにいたのは10匹もいなかったけれど、両手を開いて、”もう何も持ってませんよー”アピールをしつつ檻から脱出。


よくこうして両手で石を掴んでは離してとしているのだけど、何してるんだろ?
この動作、可愛いわ。
じっと見ていたら目があってウキーッされましたが

だいぶ猿のいる環境に慣れたけれど、まだ甘かった。
再び行く道に…




猿の群れ?!
いや、さすがにこれはちょっと…。
そこに係のおばさんが来て、餌をやるかと聞かれる。
あれ、デジャヴ?
もちろん、あげたい

しかし今回は檻に入れられることもなく、小屋の中に入って入り口は開けっ放し。
猿が中に入らないようにおばさんが見張りをしてくれる中、バケツに入った餌を投げる。
今度の餌は、乾燥豆と落花生でした。
お豆は目の前に来るのを待ってるだけ。
落花生はジャンピングキャッチ。
(お見事!)
餌によってだいぶテンションが違う。
(先ほどのパンの耳はかなりのご馳走だったらしい~。)
空気読まずにボスの近くの取ろうとするとボスに叩かれたり。。
そして隠れる。
いた

バケツ3つ分の餌をあげて再び先へ進みます。



猿の群れは突っ切らずに迂回できたみたい。
おや、私たちの入っていた小屋の壁にあんな看板が…

注意心得
こわがるな
さわるな
のぞきこむな
上位にたち厳しく対応しましょ。
うん。
触る以外はやっちまったな

坂を登って降りる途中に再び行く道に…






さっきのが群れAの住処としたら、こっちは群れBの住処ですね。
パンをあげた猿たちの群れですね。
ここはさすがに突っ切らなければいけないらしい。
猿たちは慣れているのか怖がることも襲うこともなく。
そして避けてくれることもない。
猿と猿の落し物を避けつつ突っ切ったら最初の餌場です~。
あとは入り口まで戻るのみ。
猿と言ったら日光。
日光の猿と言ったら凶暴。
のイメージが少し薄れました。
ここの猿たちも元はと言えば野生の子。
その中で餌付けに成功した子だけ暮らしているようで、ガイドブック曰く500匹ほどだそうです。
野生の子だから檻も仕切りもないんですね。
出口に続く道では餌をあげてはいけないことになっているから、餌の食べれる園内から出ないのかも。
動物園よりも楽しいひと時でした~

戻ってきたら売店は閉まってる。
滝も見れたらしいけれど入場できなくなってる。
少しお猿に夢中になりすぎたみたい