わが家は2匹の猫を飼っています。
猫のトイレは猫砂かシステムトイレ(砂とシート)を使っている家庭が多いのではと思っていますが、わが家の猫のトイレはシートのみを使用しています。(使用歴3年半)
なぜ猫のトイレをシートのみで使っているかというと、たまたま1匹目に飼った猫(マンチカンねねちゃん)がペットショップでシートを使用していたからです。
ねねちゃんを飼うまで「猫のトイレは砂」とばかり思っていたのですが、このペットショップでは犬も猫もみんなシートのみでした。
わが家にとってはたまたま猫がシートに慣れていた…というのが使うキッカケだったのですが、今となってはすごく良かったと思っています
なぜなら、小さい頃猫を飼っていた時には猫砂を使用していたのでトイレを置いている部屋が臭かったんです。
今は時代を経て猫砂の消臭効果も良くなっているとは思いますが、シートのみの方が部屋が臭くならなくて片付けが楽です。
猫は可愛いですが、トイレの匂いでいつも部屋が臭いのは困ります
この記事では猫のトイレをシートのみで使う場合のメリットやデメリット、猫砂からの移行方法などをくわしく書いていきます。
猫のトイレはシートのみでも大丈夫?
うちの猫用トイレ
猫のトイレはシートのみで全然大丈夫です。
うちの猫は、毎日おしっこもうんちもしています。
猫はトイレに不満があると、排泄後にトイレの砂などをカキカキしないそうです。
うちの猫はいつもシートやトイレの縁(ふち)をしつこいくらいカキカキしているので、大丈夫そうです。
猫は砂とシートどっちが好きなの?
猫は砂とシート、どっちが好きなのかは分からないです
ただ、猫の好みはありそうですね。
猫砂の種類によっては肉球の間に挟まって痛かったり、踏むと痛かったりで猫砂が嫌いな猫もいるそうです。
シート使用だと踏んで痛いという事はないので、その点はストレスはなさそうです。
猫のトイレをシートのみにするメリット
猫のトイレがシートのみの場合のメリットはこちらです。
- 片付けが楽
- 猫トイレ特有の匂いがしない
- 血尿になったらすぐ分かる
- 採尿がしやすい
片付けが楽
基本的には猫がおしっこやうんちをした後にシートを交換するだけ。
10秒くらいあればすぐ片付けが出来ます
たまに猫が失敗しておしっこがシートの下に溜まってしまった時やトイレのふちが汚れた時には拭くので、その時は1分くらいかかってます。
わが家は1回ごとにシートを交換してるのですが、うちの猫ねねちゃんは尿路結石の治療中。
そのためおしっこの回数が1日5~6回と多いので、サッと片付けが出来るのはすごくありがたいです。
くわしくは後述しますが、一時期猫砂を使用していたんです。
その時は猫がおしっこやうんちをする度に、トイレの周りに猫砂が飛び散ったり猫砂(鉱物系を使用)の粉塵が舞うのが個人的にはストレスでした。
上の画像は、ねねちゃんのおしっこを片付けたときの様子です。ねねちゃんはおしっこの回数が多いので1回あたりの量が少ないです。
もう1匹の飼い猫ももちゃんは、おしっこの回数は1日1~2回。
シート1枚がいっぱいになるくらいの量をしますが、1枚のシートから漏れる事はないのでサッと片付けることが出来ます。
猫トイレ特有の匂いがしない
猫のトイレがあると多少の匂いがすると思うのですが、シートだと全く匂いません。
たまに業者さんなどが家に来ても、こちらから言わないとペットを飼っていると気付かれないくらいです。
その理由は、トイレが汚れたら完全にキレイにしているからだと思います。
猫砂の時は(鉱物系だったからかもしれないですが)おしっこした部分を取り除いても多少は残ってしまい、それが匂いの元になっていました。
また、トイレ自体を洗いたくてもいったん全部砂を取り除かないと出来ないです。
掃除のハードルが高くて、不潔になりやすいところがありました。
血尿になったらすぐ分かる
トイレシートはいろんな色が販売されていますが、表面は白色なので尿に異常があるとすぐ分かります。
うちの猫ねねちゃんは今までに3回血尿になっています。
そのため、シートのほうが色の変化が分かりやすいので良いです。
猫砂やシステムトイレ(砂とシート)も白色であれば分かるとは思いますが、シートのみの方が猫がおしっこした瞬間にすぐ分かります。
採尿がしやすい
動物病院で検査するときに、シートのみだと採尿がしやすいです。
とにかく、シートを裏返しておくだけ。
シートからそのまま(未使用の)ポリ袋に尿を入れて持って行っても大丈夫です。
次の日の朝一番に病院へ行く予定がある時は、寝る前にトイレシートを裏返しています。
ちょっと猫の足がびちょびちょにはなりますが、おしっこを採れなかったらどうしようという不安がなく絶対に採れるので安心です。
猫のトイレをシートのみにするデメリット
猫のトイレがシートのみの場合のデメリットはこちらです。
- 片付けの回数が増える
- 排泄時の匂いがすごい
- ゴミが増える
- 費用がかかる
- 床におしっこの跡がつく時がある
- シートがぐちゃぐちゃになる時がある
片付けの回数が増える
わが家の場合は、猫2匹で1日に7~8回トイレシートを交換していますので片付けの回数は多いと思います。
回数が多いのは1回ごとにシートを変えているからですね。
私の使用している犬用のペットシーツのレギュラータイプは1回ごとに交換のものですが、厚型のタイプなら1回のおしっこの量が多かったとしても3回分くらいは吸ってくれるので1日1~2回(うんち含む)の交換でいけると思います。
ペットシーツの厚型タイプ。長時間の外出に良い。
排泄時の匂いがすごい
猫がおしっこした時は、猫砂と比べるとトイレシートを使用している方が匂いが臭いです。
猫砂の方が一瞬で吸収して固まるから、匂いは広がりにくいんです。
うんちはそこまで変わらないとは思いますが、猫砂の方が多少は匂いを吸収するのでマシだと思います。
ゴミが増える
わが家が1回ごとにシートを交換しているせいもあるのですが、とにかくゴミが増えます。
(シートは基本1枚ずつ交換ですが、猫が失敗した時は1度に3枚交換することもあります)
猫砂はおしっこが固まった部分だけ捨てればいいですが、トイレシートは1枚丸ごと捨てるので結構かさばります。
わが家は猫を2匹飼っていますが、週2回のごみの日は毎回45リットルのゴミを捨てています。
主人と2人暮らしなのですが、猫を飼う前と比べると倍くらいのゴミの量になっています。
費用がかかる
猫砂と比べるとシートは高いです。
わが家愛用のペットシーツは1枚あたり5.5円。1日に最低で7~8枚使用。
ねねちゃんがよくトイレを失敗して2枚交換することが多々あるので、1日10枚とすると1か月1,705円。
猫砂は鉱物系の安いものだと、10リットルで1,000円前後かそれ以下。
猫砂の使用量は1匹につき1か月3キロが目安なので、猫2匹で6リットル(=6キロ)とすると1か月600円くらい。
トイレシートは猫砂の最安値と比較すると倍以上高いことになりますね
床におしっこの足跡がつく
トイレシートは、猫砂よりも吸収に時間がかかります。
猫はどうしても、おしっこの後にカキカキするので足が濡れることも。
量が関係しているようで、おしっこの量が少ないねねちゃんは足が濡れることはあまりないです。
ももちゃんはおしっこの量が多いので、足跡が床に点々と付くことがしょっちゅうあります。
なので、床のある家庭で猫のトイレをシートのみで使うなら雑巾がけが必須です
カーペットの上にトイレを置いている方なら、洗えるタイプのジョイントマットなどを敷いた方がいいですね。
猫のトイレをシートのみで使う時、足跡がつくのがいちばん面倒くさいところかもしれません。
ただ、猫はいつでも裸足みたいなもの。
猫のためには、床をキレイにしたほうがいいのです。
面倒くさい雑巾がけですが、床を拭く機会をももちゃんに頂いてる…と思いつつ頑張ってます。
トイレシートがぐちゃぐちゃになる
シートを使用するとしょうがないことなのですが、猫砂と同じようにシートをカキカキするとぐちゃぐちゃになります。
きれいな時もあるのですが、シートがぐちゃぐちゃになっている時は直すのに時間がかかります。
猫のトイレを砂からシートに変える方法
猫のトイレを猫砂からペットシーツに移行する方法を紹介します。
- 猫のトイレにペットシートをひく
- シートの上に猫砂をいつも通りの量のせる
- 毎日少しずつ猫砂を減らしていく
猫がストレスを感じないように、徐々に砂を減らしてトイレシートに慣れさせることが大切です。
※猫砂からシートに変更する過程で猫がストレス(普段と違う行動やトイレ以外での粗相など)を感じているようなら、無理に変更しないほうがいいと思います。
うちで2匹目に飼ったももちゃんは、ペットショップで猫砂を使用していました。
最初は慣れているだろうしこのまま砂で行こうと思ったのですが、ねねちゃんがシートなので別々なのが面倒・砂の粉塵が舞う・トイレのお手入れが大変だったのでシートに移行しました。
子猫という事もあったのかもしれませんが、3週間ほどかけて徐々に砂を減らしてスムーズにシートに移行出来ました。
念のため3週間という期間をかけましたが、ももちゃんの場合は2週間くらいで大丈夫そうでした。
猫の性格にもよるとは思いますが、あまり繊細ではない猫なら2週間くらいでも大丈夫かもしれません。
愛用中のペットシーツ。色付きのシートの中で一番コスパ最強。
色付きが良い理由は、真っ白だと主人(老眼)が裏表を間違えるので
猫にとってストレスがない、大きなトイレ。
場所をとりますが、シンプルで掃除しやすいです。
猫のトイレをシートのみにする時の匂い対策は?
わが家で使っていて消臭効果を感じたものは、お掃除用消臭スプレー、消臭ビーズ、ゴミ箱です。
この3点のおかげで、猫のトイレがあっても部屋が臭くないです
猫のトイレ掃除用の消臭スプレー。
猫がトイレを失敗してトイレ本体に直接おしっこがかかってしまった時や、トイレのふちにうんちがついた時などの掃除に使います。これを使って掃除すると、本当に匂いがなくなります。
猫のトイレはもちろん、カーペットに吐いたり粗相した時にも便利。
これをシュッシュッとしてティッシュでたたくだけで、汚れも匂いも取れます
消臭ビーズ。
こちらはペットを飼っている人にめちゃくちゃ大人気の商品。
使ってみて、すごくビックリ!!置くだけでペット臭が消えます
わが家はトイレシートを使用しているので、排泄時だけはすごく臭くなります。
猫のトイレ横にこの消臭ビーズを置いているだけで、特に換気しなくても15分位すると匂いが消えています
ゴミの日までトイレシートを入れているゴミ箱。
パッキン付きで匂いをシャットダウンしてくれます。
これを使うようになって、猫のトイレシート(汚物)が全く匂わなくなりました
週2回のゴミ捨てで1日10枚ほどペットシーツを使用すると丁度いっぱいになる(容量12.4L)のですが、猫の失敗が少ない時は余裕があります。
ただ、開け閉めする時は匂います
近くにさっき紹介したような消臭ビーズ等を置くと良いと思います。
猫のトイレはシートのみでいい!:まとめ
わが家は猫のトイレは、シートのみが一番いいと思っています。
猫のトイレを清潔に保ちやすいですし、自分に合っているからです。
だけどもし、ペットショップでねねちゃんが猫砂を使っていたらシートを使ってなかったかもしれません。
猫のトイレは今や自動で掃除してくれるものもありますし、多種多様です。
飼い猫がストレスなく排泄できて、飼い主も楽な方法を選んでいきたいですね
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