食べていた歯みがきフードやおやつが原因で尿路結石になり、現在までに3回血尿になったねねちゃん。
先日、とうとう尿管に結石が詰まり死にかけるという事がありました。
奇跡的に点滴で尿管の結石が流れて元気になりましたが
実はあの時、ねねちゃんの具合が悪い以外にも悲しい出来事がありました。
それが、、
病気をきっかけに突然
ねねちゃんとももちゃんの仲が悪くなってしまったこと!!
…なのですが。
さいわい1ヶ月ほどで、また仲良しに戻りましたー
この記事では
- どうして病気になった猫がケンカしてしまったのか?
- 仲良くなるまでの経緯
- また仲良くなれるように飼い主がした事
をくわしく書いていきます。
飼い猫が急に威嚇!突然仲が悪くなった原因は病気?
いないので探したら玄関で2匹仲良くしてた(ケンカ前)
事の始まりは、ねねちゃんが尿路結石になり通院した時の事。
U動物病院(最初の病院)から帰ってくると、なぜか病院に連れて行ったねねちゃんがももちゃんを威嚇しだしたのです。
え??なんで??
と思いましたがそれから3日間ずっとももちゃんを威嚇。
今までも病院へ行った後に行ってない方の猫が行った方の猫をシャーッと威嚇することはあったんです。
動物病院で他の猫や犬の匂いがついてしまうから「おまえ、誰やねん!」と威嚇する理由はわかります。
でも、今回は逆です。
病院へ行ったねねちゃんが、行ってないももちゃんを威嚇しています。
そして3日間が過ぎ・・
今度はももちゃんがねねちゃんに威嚇するようになりました…(最悪の展開)
急に仲が悪くなった猫がまた仲良くなるまで
ねねちゃんがももちゃんに威嚇するようになって3日後、今度はももちゃんがねねちゃんに威嚇を始めました。
ちなみに、うちの猫の性格はこんな感じです。
気の優しいももちゃんなのに、3日間ねねちゃんに威嚇されたことで腹が立ったんでしょうね。
もともと、ねねちゃんよりも運動神経が良いももちゃん。
今までは先住猫のねねちゃんに気を使っていましたが、とうとう本気を出しました。
ねねちゃんが飲まず食わずで元気がない間に
うちの猫のボスが…
ねねちゃんからももちゃんになってしまいました!!
ねねちゃんは病気になって最初の3日間はシャーッと威嚇してたものの、ももちゃんが威嚇しだすと今度は「どうしたん?」という感じで不思議そうに見ていました。
そしてねねちゃんが元気がなくて反撃できない間に、ももちゃんのねねちゃんに対する態度が変わっていったのです
今までは会ったらおしり嗅いだり鼻であいさつしていたのが、まったくの無視!!
そして私が悲しかったのはももちゃんがねねちゃんを見る目つきです。
すごく冷たい・・見下したような目で見ていました。
そして絶対にねねちゃんと目線を合わせず、いないものとして振る舞っていました。
ただでさえ、ねねちゃんが死にかけてつらい時にダブルパンチで本当に悲しかったです。
そしてこの状態で2週間が過ぎ、ねねちゃんへの威嚇はだんだん少なくなってきたものの2匹の距離は縮まる事がないまま3週間が過ぎました。
正直、もう仲良くなれないのではないかと思っていました。
が、徐々にももちゃんがねねちゃんに歩み寄っているような態度が見て取れるようになりました。
具体的には
- ももちゃんがねねちゃんに目線を送るようになった
- 威嚇がなくなった
- ねねちゃんに近い所を歩いたりするようになった
ことです。
今まではねねちゃんはももちゃんと遊びたいのにずっと無視されて、相手にしてもらえない状態でした。
そしてついに!
ケンカしてから1か月後…やっと追いかけっこが始まったのです!!
本当に感無量でした。もう仲良くなるのを諦めかけてました
猫たちが仲良くなるまでの1か月が本当に長かったです!
病気になると猫はどうしてケンカするの?
ももちゃんが1か月ぶりにねねちゃんに近づいていったー
ねねちゃんが同居猫のももちゃんに対して急に威嚇し始めた理由はいくつかあると思います。
- 病気で痛みがあり、イライラしていたから
- 病気で弱っていたから、自己防衛本能でなわばりを主張した
- 病気でつらいから、飼い主に自分だけ甘えたかった
たぶんこういう理由なんじゃないでしょうか。
ちなみに、獣医さんはわからないと言っていました…
病気で本当につらい時いつもは仲良しの猫でもかまわれたくなかったり、弱っているので不安になったのだろうな〜と思いました。
ケンカした猫がまた仲良くなれるよう飼い主がしたこと
ねねちゃんが近づいても威嚇しないようになったももちゃん
ねねちゃんがまたももちゃんと仲良くなるために飼い主がしたことは
- いつでもねねちゃんを最優先
- 威嚇を始めたら、誰よりも大きな声で飼い主が威嚇する
- 別々の寝場所を作る
- 匂いをつける
- きっかけを作る
です。
いつでもねねちゃんを最優先
ねねちゃんが先住猫でボスだったのですが今回病気で元気がない間に、ももちゃんがボスみたいな振る舞いをするようになりました。
飼い主としては以前と同じようにねねちゃんを最優先で扱い、ねねちゃんが先住猫(ボス)だよと強調するようにしていました。
今はねねちゃんとももちゃんは以前の関係性(ねねちゃんがボス)に戻っています。
威嚇を始めたら、飼い主が誰よりも大きな声で威嚇する
ももちゃんがねねちゃんを拒否し、会うたびに威嚇。
本来なら猫同士のけんかは止めない方がいいと思うのですが、見ていて悲しすぎたので威嚇が始まったら飼い主が大きな声で威嚇していました。
猫は人間のことを大きな猫と思っているらしいのですが、けんかを止めるというよりは、気をそらしたくて。
どちらも大事な猫なので、傷つけあうような本当の喧嘩になって欲しくないと思ってやっていましたね。
別々の寝場所を作る
もともと昼の間はももちゃんがリビング、ねねちゃんは静かな場所で寝たいので2階と別行動でした。
夜は飼い主の部屋で2匹とも寝るので、どうしようかな…と考えてももちゃんに一時的に寝る場所を作りました。
ねねちゃんは尿管に石が詰まって痛くて眠れない日もあったので心配だった事、不安になるのか飼い主から離れなかったので一緒に寝ていました。
このケージはももちゃんが子猫のときに猫同士が慣れるまでの間使っていたものです。
ずっと使ってなかったけど、多頭飼育で急に仲が悪くなった時に便利だな〜と思いました。
来客時にも良いし、災害の避難用にも使えるのではないかと。
折りたためるので、捨てないで持っておいて良かったです
匂いをつける
これは2匹目にももちゃんを飼う時に、ねねちゃんとももちゃんを仲良くするために以前やっていたんです。
で、今回もこっそり匂いをつけるようにしていました。
ねねちゃんを撫でて、ももちゃんを撫でる。
これを交互に繰り返していました。
ねねちゃんが病院へ毎日行っていたので、ももちゃんがいつもと違う匂いに警戒して威嚇が止まらないのかな?とも思ったので。
多頭飼育で猫同士が初めましての時に有効なだけかもしれないのですが、ワラにもすがりたくてしていました。
きっかけを作る
また近くで寝れるようになった(感涙)
ねねちゃんとももちゃんの仲が悪くなって3週間がたち、ももちゃんの態度が変化してきました。
それまではももちゃんがねねちゃんを無視していたのが、徐々に気にするように。
ただ急には仲良くなれなくてモジモジしているように思えたので、飼い主が遊ぶときに2匹とも参加できるようにして接する時間が長くなるよう工夫していました。
近い空間に長くいることで、だんだん距離が縮まったように思います。
気になったこと
今回はねねちゃんが飲まず食わずで毎日点滴していたのでお水をほとんど飲まなかったですが、威嚇が激しかった間はお水も一緒の物は飲まないような気がしました。(特にももちゃんが)
なので、ももちゃんがお水を飲むごとに入れ替えるように心がけていました。
そしてわが家はトイレは1回ごとに変える方式(トイレシート)なので問題はなかったのですが、仲が悪い猫同士だとトイレを一緒に使わないのかもしれない…と思いました。
トイレは通常は2個使用。
今回はねねちゃんが具合悪い時に1階へ降りて来なかったので、2階に1個増やしていたので合計3個使用してました
以上が、猫が仲良くなるために飼い主がやったことです。
全部効果があったかはわかりませんが
なんとか1か月後には追いかけっこするようになり、その後1週間で元のように仲良しになりました。(完全に仲良くなるまでは5週間でした)
飼い猫が急に仲が悪くなった原因は病気:まとめ
今回ねねちゃんが病気になったことで、飼い猫同士の仲が悪くなりました
でもまさかこんな事になるとは、夢にも思わなかったです。
猫同士は仲が良いのが当たり前。と思っていた日常が突然崩れると本当につらいですね。
また2匹の猫が仲良くなれて、本当に本当にうれしいです!!
飼い猫が仲良くなれるなら、アホと思われることでも(威嚇とか)なんでもやれるな、、と思いました。
猫の仲が元通りになってから知ったのですが、友達がこんな商品もあるよと教えてくれました。
(喧嘩してる時に知りたかった)
こちらは多頭飼いで猫同士が仲悪いとき、ストレスをやわらげてくれるそう。
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