ご飯を食べなくなり部屋に入れたちっち
病院での初期医療を済ませた後に、初めての夜を迎えました。
この時はまだ具合がいまいちだったのか
ケージに入れてても少し鳴くくらいでずっとうずくまっていて、
おとなしく過ごしてくれていました。
さて初めての夜を迎えた次の日の朝
ちゃんと寝ててくれただろうか、
夜鳴きはしなかっただろうか・・・などと考えながら
「ちっち～」と声をかけ部屋の戸を開けました。
すると・・・
わ～ぉ^_^;
どうしてなのでしょう。(・。・;
昨夜ケージに入れていたちっちが他のケージの上に
ちょこんと座っているではないですか
驚いたのなんの、これには度胆を抜かれました
どうやってケージから抜け出たのかわかりません。
まずはケージから抜け出たちっちを捕まえて
またケージに入れなければいけないけれど、
部屋でフリーになったちっちが捕まるのかな？！と不安にもなりました。
でもその心配は無用でした。
そ～っと近づいて背中に手を回すと、ちっちはまたおとなしく抱っこさせてくれたのです。
再度ケージに入れてトイレ掃除と朝ご飯を無事に済まし
店の準備で隣の部屋から掃除機をかけてました。
そっちが終わってちっちの部屋に来ると
なんとなく皆の様子がおかしい
背中の毛が逆立ってシッポを太くした音が変な声で叫んでました。
見るとまた
どうしてなのでしょう。
またちっちがケージから抜け出して他の猫と同じ空間にいるではないですか
なんでなの
特に中が悪くケンカしてたわけではないけれど
まだこの環境に慣れてない
しかも猫エイズキャリアのちっちを最初からフリーにすることは出来ません。
微妙な距離感でみんなピリピリしてました。
またちっちを捕まえてケージにいれると
ちっちがケージから出られた理由がわかりました。
ちっちはケージから出ようとケージ全体をガタガタと揺らして
両手で扉を上に押し上げて
その振動で鍵を外してたのです。
元野良猫のエビ君も保護した当初から同じケージを使ってましたが、
そんな風にして外したことは一度もありませんでした。
野良猫生活が長いちっちは全く違いました。
仕方がないので振動で鍵を外されないように、何カ所かを結束バンドで縛り
何カ所かをヒモできつくしばりました。
とにかくケージから脱走されないように対策をとるしかありません。
ちっちが退屈しないよう窓辺にケージを移動させると
ちっちを好きなエビ君が上に乗りました。
外ではこの位置関係はないでしょう。
ちっち自分が下なのは不本意でしょうけど、
あきらめてあくびしてますね。
ちょっとづつ慣れていった頃です。
ちゃんと抱っこされてます。
まほらねこ一番の
抱っこが好きな猫です。
抱っこが好きな子はいろんなことがスムーズにできて
この日は
猫生初めての
爪切りも出来ました
私の膝にスリスリと甘えてきて
寄り添ってます。
甘えん坊でカワイイちっち
問題はいろいろありますが、せめて暖かくなる春までは
こうして過ごしたいな。
さてさて
ちっち
ずっと
良い子でいてくれるのか。
数日で元気になりました。
続きます。
まほらねこ 