昨年2月ヨリちゃんの現場で最初に見かけて
おそらくメスっぽいから最初に捕まえようとしたけど
どうしても捕まらなかった短尾ちゃん
捕獲器には入らず賢く警戒心の強いメス猫でした。
生粋の野良だから他の子より警戒心が強いのかな~と思ってました。
でもね
それだけの理由からではなかったようなのです。
今回エサやりさんから話を聞きとても不幸な猫だったということがわかりました。
いつの話なのかはわかりませんが
短尾ちゃん(シッポが短いから「タンビちゃん」とエサやりさんが呼んでます)
本当は長いシッポがあったのだそうです。
ある時シッポが途中からちぎれてブランブランしているのを見かけ
しばらくはブラブラひきずりながら生活していて
そのうち腐って落ちてしまったのだそうです。
たぶん機械にでも挟まれる事故にでも巻き込まれたのか
もしかしたら車のエンジンルームかもしれません。
(車乗るときはネコばんばんしなきゃね)
エサやりさんはその時のことを「腐ってて気持ち悪かった~」
と言ってたけど
ふざけるな!
その状況でどうしてそんな言葉がでるかな
なんでその時に病院から薬をもらうとか何か自分が出来ることをしてあげてないんだ!
という怒りの感情がふつふつとわき上がり
短尾ちゃんがどれほど痛かったのか苦しかったのか
エサやりは感じない人なのだなということがわかってしまいました。
やっぱりただのエサやりです。
今回子猫たちをどれだけ慣らしてくれたのかと少しは期待して
話をしに行ったのですが
案の定
「子猫たちシャーシャー言って近づかない・・・」だそうです。
生粋の野良猫ちっちやてんでもエサをもらう時だけはワタシに甘えた声で鳴くど
野良猫の捕獲にはエサやりの協力が不可欠なのですが
このさき待ってても協力は期待できなそうなことがわかったので
また出来る範囲でと思い一昨日から捕獲開始です。
暖かくなってきたので猫たちがいるのではと思い様子伺いにいくと
黒っぽいのがサッと木と木の間に隠れました。
気配はありますが姿はありません
ふと
視線を感じて上を見上げると・・・そこにもいました。
グレーのあの子です。
風邪を引いたのか目やにがついてますが、あの時の子猫です。
もうすぐ春の発情の季節ですから
見つけた猫から捕獲作戦を開始です。
ちゅーるとまたたびをふりかけたエサをセットし
1時間後くらいに見にいくと
・・・
エサだけ食べられて猫は入ってませんでした。
ぐやじ~がしゃあない
その様子をグレーの子が上からみてました。
もう一回セットし次はグレーの子が入りますよう・・・
と期待をし
また1時間後くらいに確認に行きました。
入口のふたは閉まってます。
またエサだけ食べられてしまったかな・・・
と思い覗いてみると
やりました
大きな成猫です(°∀°)bオスでしょうか
子猫を狙ったのだけど
初めて見る顔の子
で君は誰なの
私は見たことはない猫ですが白黒ちゃんなので
あの現場の血筋が入っているのかもしれません。
鼻のポッチ模様もあの現場によくいる猫たちの特徴だし
誰であれとにかく捕獲成功です。
まずはめでたし
次はかわいい君
頼みますよ~
まほらねこ