先日ワクチン接種に行ってきました。
病院に行く車の中で不安そうに鳴くから、
「すぐ帰ってくるから大丈夫だよぉ~!」と
頭をなでなだめていたらなぜか・・・
「ある犬のおはなし」の一場面が脳裏に浮かんでしまい悲しくなってしまった。。。
うちの子は病院に行って(もちろん)すぐ帰って来たけれど、
あの犬はお出掛けの振りをして車に乗せられ、
飼い主に殺処分センターに連れていかれたのだから、
こんな悲しいことはない。
悔しさと同時にどうしようもない怒りがこみあげてくる。
あのような飼い主がこの国にはどれくらい存在するのだろうか。
統計では約2割が飼い主による持ち込みだという。
飼い主が持ち込んだ犬猫は公開もされず即日処分の対象だというが、
それを知っての行動なのか(ー_ー)!!
飼い主としての責任うんぬんではなく、
そんな人は1回でも動物を飼ってはいけないし、
もう二度と動物を飼ってはいけない。
飼う権利をはく奪するべき
年老いて手がかかるものは捨てられても仕方ないものなの?
病気になったら世話はしないのか。
犬猫は人間の子供が生まれるまでのつなぎなの?
生まれたばかりの赤子(赤ちゃん猫や赤ちゃん犬)を捨てるのに
良心の呵責はないのか。
この世で最も残酷なのは間違いなく人間
ワクチン接種が終わった後の病院の待合室で、
鳴き叫んでいるうちの猫のキャリーバッグをのぞきながら話しかけてきた人がいました。
「元気そうですね~?」と女性
「はいワクチン接種で来てまして、いたって健康なんです!」
とワタシ
女性が連れてきた猫は腎臓が悪いらしく、
一緒に来ていたおばあちゃんが袋を開けて見せてくれると、
やわらかそうな綺麗なベージュ色の毛をした目のくりくりした
かわいい子がこちらを見上げてました。
「猫は年がいくとどうしても腎臓が悪くなるらしいけど・・・いくつなんですか?」
と尋ねたけれど、女性は返事をしないで固まってしまっていました。
となりに座っていたおばあちゃんが両方の指で24歳と教えてくれた。
(えっ24?聞き違いだよね?このばあさんボケてる?!)・・・
と思っていたら、そのおばあちゃん
「平成3年生まれなの!今年24歳!!」
と自慢げに教えてくれました。
黄色い買い物かごの中に袋をいれて猫を連れてきていて
こうやって24歳の老猫を大切に飼ってくれてる人がいることに感動
ただ・・・
平成4年生まれだったこたろうも生きていたら23歳だったのかと思ったら、また無性に悲しくなってしまった。
自分より遅く逝くんでは行く末が心配で
先に死ぬわけにはいかないと思うけれど、
人間よりずっと寿命が短い命の存在というのはせつないもの
未来永劫君たちと一緒にいれたらいいのにな・・・(*^_^*)