ノラ猫に餌をあげている猫好きが会社にいる。
今年の夏、
エサをあげているメス猫が3匹の子供を生んだが、
母猫が1匹だけ育児放棄したというので、
その男性は1匹だけ家に保護して今は飼っている。
母猫の避妊をしないとまた不幸な命が生まれるから・・・
母猫の避妊をしようと何度も言ったけれども、
母猫はノラだから捕まえられないという。
写真を見るかぎりでは玄関先でおとなしくご飯を食べていて、
とくだん捕まえるのが難しくはなさそうにみえるのに。
子猫が3-4ケ月ごろに育った時に
母猫が育てていた2匹の子猫のうち
1匹がご飯を食べに来なくなったと言っていた。
「いちばんかわいい白いネコだったから誰かが拾っていったのかな~」
と明るく話してたけど、
活発に動きまわる危なっかしい時期だから
何か良くない事故に巻き込まれたのではないかとワタシは内心憂いていた。
最近また近所の人に「餌付けしないで!増えるから・・・」
と注意を受けたという。
避妊してない母猫と生後半年のオスの子猫(未去勢)は野良
保護した子猫はメス(未避妊)は飼いネコ、
この子もたまに外に出して母猫や兄と遊ぶらしく、
近所の人から「外に出さないで、増えるから・・・!」
と再三注意を受けたらしい。
とにかく早く全猫避妊と去勢をしなければダメだよ~
増えたらどうするの?また生んだらどうするの?!と、
しつこく言っているけど、なかなか重い腰をあげない
どうするつもりなのか。。。
今までのやり方を変えるつもりはないのだろう
猫を殺すのは誰か・・・
猫好きが不幸な猫を増やす、というのはこういうことなのか。
増えてしまった不幸な猫は近所から疎まれ、
あるものは殺処分センターに持ち込まれ・・・
太田匡彦氏はこの本「犬を殺すのは誰か」で犬ビジネスで行われている ペット流通の闇をわかりやすく書いていて、
なぜ殺処分がうまれるのかを見事に明かしてくれている。
できることなら日本で犬猫(ペット)を飼っている人全員に読んでもらいこの現状を知ってほしいと願う。
飼い主自身が殺処分センターに持ち込む現実
無責任なエサやりさん
生き物の命を商品としてしか扱わない繁殖業者
猫を殺すのは誰なのだろうか
全国にある殺処分センターをすべてなくして(名ばかりでない)本当の保護センターに変えればいいだけ
殺すことに使っている税金を、生かすことに使って欲しい
生かすより殺す方が安上がりという安易な行政判断なのか
日本にティアハイムができないのはなぜなのだろうか?
ダレゾコレヲカイメイシテホシイ