もう何年も愛用しているものの中には、
劣化があったり、使いにくさを感じるものも多く、
我慢するか買い換えるか…でよく悩みます。
ここ１～２年、ずっと迷っていたのがテープカッター。
仕事で複数種類のテープが必要なため、
カッター台も幾つか持っているのですが、
そのひとつの劣化が気になっていました。
特にカットに使う、金属部分。
一応刃物だし、お手入れも難しい…と思っていたら、
これって外せる製品もあるんですね。
ネジで留まっている場合もありますが、
ダルトン製（５～６年前購入品）のものは、
ゆっくり上に引っ張ったら抜けました。
テープの糊がついたり、曲がったりしていたのですが、
外したらお手入れし易くなりました^^
曲がっていた部分は、金槌でぐりぐり押して真っ直ぐに。
実は買い換えるならこれにしよう、と決めていたのが、
直線美というテープカッター。
既に一台、愛用しているのですが…
断面の美しさが全然違うのです。
写真は分かり易いようにマスキングテープ（黄色）ですが、
クリアテープを使っていてもこの違いは歴然。
本体は少し高価かなと思ったけれど、
デザインはシンプルな佇まいで、お気に入りです。
何より私にとっては「毎日使う仕事道具」という扱いなので、
機能性にお値段以上のものを感じました。
そしてもうひとつ、劣化による不便さを感じていたのが…
５mの金巻尺。
私が物心ついた頃には家にあったもので、
いつからか、巻尺の一部に「折れ癖」がついていました。
（私がやったのではない…と思う）
折れ癖があるせいで、真っ直ぐに保ち難い巻尺。
平面（床置きなど）の場合は問題ないのですが、
天井高や窓の高さを測ろうと…垂直に伸ばす時は使い難くて。
購入してから20年以上経っている筈なので、
そろそろ買い換えても…と検討を始めていたのですが…
ふと、試しに左右からぎゅっと押して補正してみたところ、
元通りとはいかないまでも、だいぶ使い易さが復活！
この数年間、何をしていたんだ…^^；
というくらいの簡単作業で、現役続投が決まりました。
…細長くて動くものには集合～。
（なぜか先端に集中）
ちなみに手元のボタンを押すことで巻き戻ります。
何度か試してみたけれど、折れ癖の悪化はなさそう^^
明らかに不便を感じつつ使うくらいなら、
テープカッターも巻尺も、今や100円ショップで購入出来るし、
悩むことなく買い換えても良かった品々。
でも長くお世話になっているものほど、道具にも愛着が…
というわけで、今回は手放さず、末永く…の方向に。
そんなに時間はかけられず、変化も小さいけれど、
有意義なお手入れタイムだったと思います^^
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