4日間の入院費用よりも高かったエンゼルケア<遺体のケア>の費用 | nek0-chanのブログ

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一匹でも不幸な猫が、いなくなるように願っています。
変形性股関節症だけど負けないぞ。

  母が亡くなり病院からの請求書をみて驚いたのは、4日間の入院費用4万円とエンゼルケア5万円Σ(・□・;)エンゼルケアて5万円なんだ。

 

 49日も過ぎて少し落ち着いたので病院で死亡、通夜、葬儀について書きます。

まず病院から夜遅く妹の家に亡くなったと連絡があり、病室に駆け付けると心電図モニター等は既に外されていた。

医師と看護婦が病室に入って来て今から死亡確認をしますと言って瞳孔の確認など形式的に行い只今の時間死亡しましたとなりましたが、実際死亡したのは数時間前です。

 

 なのでエンゼルケアが終わった母の口は大きく開いたままだったので、妹が口が開いてるので閉じて下さいと看護師に言うと死後硬直が始まってるので無理なので納棺師さんにお願いしてといわれたらしい。

 

 突然の母の死亡だったので、葬儀屋さんも決めていなかったがいつもお世話になっているお寺に電話をすると葬儀屋さんを手配してくださり深夜2時に葬儀屋の寝台車が迎えにきて母が実家に戻る事になりました。

 

 頭と腹部に大きなドライアイスを置いて仏間に母を寝かせて、朝9時に葬儀屋の担当者がやってきて通夜、葬儀について打ち合わせが始まります。

 

 まず葬儀屋さんに母の口が開いたままなのでなんとかして欲しいとお願いすると、エンバーミングをすすめられました。

劇症型溶連菌感染症で亡くなった母の身体からは腐敗臭のようなものもあったのでお願いしました。

 

 費用は20万円と少し高額ですが、顔も綺麗に直してくださり、体液を一部抜いて防腐剤を入れるので匂いも無くなりドライアイスも必要なくなるのでやって良かったと思います。

 

 メイクも綺麗にして、生前気に入っていた洋服にも着替えさせてくれていたので眠っているような穏やかな顔でした。

生前の母の希望で家の仏間で最期を送りたいという事だったので、いつもお世話になっていたお寺の住職が家にきて通夜、葬儀を行いました。

 

 慌ただしくすごしていたので、泣く暇もなかったが最後の出棺の時に葬儀屋さんが火葬場では最後のお別れの時にはお棺は開けないので、顔を見るのはこれが最後ですと言ったときに、お母さんと呼んで冷たくなった頬に触れた時に初めて涙がこぼれ最期のお別れをすませました。

 

 棺桶の蓋を閉じ家の玄関を出て霊柩車に乗せ火葬場に静かに出発しました。葬儀屋さん曰く今は霊柩車も黒い普通ぽい車で、出発の時のクラクションも鳴らさないと話していました。

 

 数時間後にお骨になって小さな壺に収められた母が帰ってきて初七日の法要がおこなわれました。

 

 葬儀代はそこそこかかりましたが、お坊さん渡すお布施、お車代、お料理代と書いた封筒を用意して綺麗に薄墨で書いてくれたので助かりました。

 

 葬儀にかかる費用はピンキリですが最期なのでなるべく故人の希望にそうように執り行いました。

49日も過ぎたので母の希望どうりにいつもお世話になっているお寺に納骨されています。