百川 | 久蔵

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落語と歴史のブログ

日本の祭ならどこでもあるというが、今まで見逃していた四神旗

 

四神旗(剣)

 

質入れしたというが、どんなものなのか

 


青龍(東)・白虎(西)・朱雀(南)・玄武(北)

 

日本橋の百川(ももかわ)という名の料亭での噺らしいから、神田祭の河岸衆の会合だったのだろうか

 

笑二さんと志らべさんの百川

 

小三治師匠と志ん朝の百川

 

高松塚古墳は奈良の明日香村に存在する藤原京期に築造された終末期古墳で

 

1972年に壁画が発見されたことで一躍注目されるようになった白鳳文化の代表的な美術作品

 

高松塚古墳壁画の四神と西壁の女子群像

 

1970年代後半以降に日本で過ごした人なら四神は何かは知らなくても女子群像を知らない人はいない、というくらいだろう

 

キトラ古墳は高松塚古墳に続き日本で2番目に発見された壁画古墳で石室の天井には天文図と壁には四神や十二支が描かれているという

 

キトラ古墳

 

高松塚古墳は南壁の朱雀が欠けているがキトラ古墳は四神がそろっている、ということでメジャーとなった

 

壁画などにみられる唐の文化的影響が高松塚古墳ほどには色濃くないことから

 

天井の天文図

 

遣唐使が日本に帰国する以前の七世紀末から八世紀初め頃に作られた古墳であると見られているという

 

調査が1983~2000年代初頭で高松塚古墳は知っていても、キトラ古墳は名前や存在すら知らない人がいると想う、私がそうであったように

 

 

歴史とは追加され変化するもの