信長の野望 | 久蔵

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落語と歴史のブログ

日本史上、信長ほどの大悪党(中世では力量があるの意)は他の時代にもそうそういない、命が長引いてもどこかで必然的に誰かに暗殺されていたのだろう

 

 

信長の功績とタラレバ

 

神仏をも恐れず既存宗教が武力をも持って政治に介入し腐敗していた比叡山と石山本願寺一向宗を破壊し、新たな南蛮のキリスト教を受け入れた

 

宣教師へも商売のやりすぎや武力や経済力を以て政治に介入してきたらことごとく破壊した

 

 

将軍や皇族の既存の権威にすり寄らずむしろ存分に利用した、日本の権威も破壊しようとした

 

日本の権威を越えタラ、狙うは大陸の覇者だった、南蛮から最新の武力を手に入れ南蛮と連携して大陸の明国を破壊すレバ

 

 

世界を南蛮と日本で分け合う、アメリカはまだ建国していないので互いの新大陸として東部は南蛮アメリカ・西部はアジアアメリカそして南部は原住民アメリカとしただろう

 

日本が先住していたハワイやアラスカが日本となレバ、ロシアとの北方領土問題もなく環太平洋は全て日本となり欧米露日の天然資源バランスは均衡する

 

 

信長は地球儀を観ながらこのくらいは考えていたと言われている、清国が建国しなけレバ日清・日露戦争もなくそもそも阿片戦争がない

 

アジア全域は日本が先手を取り、南蛮・欧州の行先はアフリカ大陸となる、そのころ日本は豪州も統治していることになるだろう

 

世界大戦や民族紛争や民間人の大量殺戮が最小限となる、欧米露日が国土と資源と経済を分け合い緊張関係を保つ

 

 

東西二大勢力ではなく日本を中心としたアジアが第三のしかも巨大な勢力だっタラレバ近代の大規模戦争や民族紛争は抑えられたことになる

 

信長は中世から近世の過渡期に出現し当時の仏教とキリスト教という二大宗教の危険性を察知していたことになる

 

本能寺がなけレバ米合衆建国前にこれが信長の野望

 

キリスト教国の南蛮の武力を得て仏教一向宗の石山戦争が長丁場で最難関だったという、だからと言ってキリスト教を普及させることもしなかった

 

なぜなら既存宗教をすべて捨て自ら神になろうとしたから、となると信長の暗殺首謀は誰なのかが見えてくる

 

 

信長の現代も通用する先進的な政策

 

信長は恩賞として国土を配分できなくなった戦国時代に城や一国の価値に相当する茶道具を与え政治経済に利用したという

現在も骨董品には金銭には換価できないほどの価値がある、金銀や不動産に代わる投資という先見の明のある実務家でもあった

 


その才は秀吉に継がれブランド投機バブルとなりかけたが、実益性のないモノには興味がない家康はバブルを収束させた

 

いざという時に何の役にも立たない投資物件には目もくれず、モノの価値は堅実なコメを主体とする石高制に統一した

以降も同じようなことを繰り返している、貴金属や宝石・クルマ・不動産・・・原価を遥かに超え換価可逆性が保証されていない

 


小軍を大軍に装ったり旗や太鼓で誇大風聴したり、戦国時代には策略謀略ブランド戦略家が多く存在したという