ハートキャッチプリキュアの頃にガッツリ見ていたので、初代プリキュアにはあんまり思い入れはありません。
■「映画HUGっとプリキュア♡ふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ」の感想。
映画HUGっとプリキュア♡ふたりはプリキュア
オールスターズメモリーズ
を観てきました。
公式サイト:www.precure-movie.com/
プリキュア15周年のアニバーサリーイヤーの目玉企画となっている劇場版。
今回は記念すべき第1作目「ふたりはプリキュア」と、最新作「HUGっと!プリキュア」をメインに、久しぶりにその他のシリーズのプリキュアオールスターが劇場版に登場です。
キッズ達が劇場で楽しめるように「ふたりはプリキュア」のメインの二人を始めとしたほかのプリキュア達もすでにTVアニメシリーズに登場済みということで、当時を知らなくても今ではすっかり馴染みのあるキャラクターとして楽しめる工夫が織り込み済みです。
監督には昨年春の劇場版「映画 プリキュアドリームスターズ!」の宮本浩史監督が登板です。
本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと・・・
快作!
ということで、とても素敵な映画でした。
もう少し詳しい感想を書いていきます。
■お祭り映画・・・否、骨太長編!
総勢55名という多すぎるプリキュアの数をいかにして捌くのか・・・なんてところを気にしていたのですが、蓋を開けてみたら真摯な一本の長編エピソードでびっくり。
「ふたりはプリキュア」どころか、メインはほぼ「HUGっとプリキュア」のはなちゃんがメイン。
敵キャラクター・ミデンVSはなちゃんのタイマンストーリーといった装いでプリキュアに詳しくない人も泣かせて、知ってる人はより泣かす、アニバーサリーイヤーに相応しい見事な映画でした。
本作、“思い出”はひとつテーマとなっているのですがこの映画もまたキッズのいい思い出になって欲しいです。
これがはなさん。よくできた子です。
■プリキュア≒アベンジャーズ!?
ちょいちょいマーベルヒーローを彷彿させられたのも印象的でした。
みんなが乱闘している中、自分の世界に入り込むベビーグルートさん。
中盤の周りのメンバーが戦ってる中で突っ立っている、はなちゃんのベビーグルート感(「GotG2」)や、はぐたんがそれまでの展開を完全に無視して唐突に観客にアプローチする「デッドプール」化するシーンがあったりと、見た目も中身も本当に和製「アベンジャーズ」という感じでした。(本家のデップーはまだ、そこに合流するのか全然分からないんですけどね)
MCUシリーズも「キャプテンマーベル」の公開が控えてますが、先行して日本には女の子ヒーローがこれだけの数が映像作品で活躍しているのは感慨深いです。
キャプテンマーベル、楽しみです。
■応援上映要素を十分に体験できなかったのが無念!
そして、前述のデップーはなちゃんにも通じる応援上映要素なのですが・・・
こればっかりは鑑賞回のバイブスによって大きく左右されてしまう以上しょうがないのですが応援上映要素はあまり楽しめなかったのが残念!
初週末に鑑賞したのですが、スケジュール的に夕〜夜の時間帯しか時間がとれず、やはりというか大きなお友だちが多めの上映回での鑑賞となってしまいました。キッズの応援は消極的でバイブス不足の上映回だったのが無念です。
やはり日曜の昼過ぎの回とかがベストなんですがね。
ただ、概念的なシーンで割と大きめの声で「どういうこと?」って声を漏らす子供の正直な気持ちが聞こえたのは最高。
気持ちは分かる。
そろそろミラクルライトも大人に配ってほしいと思ってます。
そして、55名の捌きっぷりをレコメンドする記事をアニギャラ☆REWさんに書かせていただきました。
併せてチェッキョロ(チェックよろしく)お願いしまーす。
見事なアニバーサリームービーでした。
プリキュアの益々のご発展をお祈り申し上げます。
HUG(はぐ)っと!プリキュア お世話たっぷり おしゃべりはぐたん
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