【スモールフット】の感想。大傑作降臨！ワーナーが斬り込むビッグフットの物語！

公開が一通り終了するタイミングでのブログUPですみません。

スモールフット

を観てきました。

「コウノトリ大作戦！」や「LEGOムービー」のワーナー・アニメーション・グループからの新作は、人間を“スモールフット”として怖がるビッグフットを主人公に据えた一作。日本では音楽面をピックアップした広告をしており、歌手活動もしている声優の早見沙織さんの歌声が聞ける予告映像も先行公開されています。

監督には「森のリトルギャング」のキャリー・カークパトリック氏の名前が並んでおります。

本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと・・・・

かんっ・・・ぺき！

という今年ベスト級の一本でした。

もうちょっと詳しい感想を書いていきます。

もうね・・・

すっごく、よくできている！

互いを未知の生物扱いしているイエティと人間の交流をコミカルに描きながら、後半にになるにつれて、変化を是とするべきかや、大衆の幸福と真実が天秤にかけられるなど重い命題に挑むという、ライトな笑いから深ーい物語までを網羅する見事な作品です。

対立する２つの集団を描く作品って「ズートピア」や「トロールズ」など、近年何作も登場してきているのですが、本作もこれまた素晴らしいそのジャンルの中の傑作でした。

挿入歌も良い歌なのですよ。

そして問題提起として全然終わることができる終盤・・・逃げずにこの作品なりの答えをしっかり描ききるところが驚異的。

本作のラストで描かれている嘘みたいな平和の形が、理想を追うアニメーションというメディアだからこそできるような素敵なものになっており、最後は涙をボロボロ流しながらエンドロールを観るという最高の体験ができました。

ありがとうございました。

ワーナー作品ということもあってか「ルーニー・テューンズ」を意識して制作されたことが明言されているのですが、確かにその通りでした。

主人公のミーゴが崖を渡ろうとするシーンのドタバタなんかはまさに「ルーニー・テューンズ」なのですが、動きだけでなくキャラクターの目力にも「ルーニー・テューンズ」の面影を感じたのにもちょっとグッと来ました。

こういう形で魂が受け継がれていたとは。ちょっと別の意味でも感動です。

目ぢから！

ワーナーがレゴムービーシリーズの一本槍だけでなく、他キャラクターブランドも創設してディズニーやドリワに並ぶアニメ映画の一勢力になる日も近いのかもしれないとも思った次第です。

「コウノトリ大作戦！」も素晴らしかったので、今後もワーナーのアニメグループにもどんどん活躍していってくれることに期待です。

そんな感じで絶賛作ということで一足先にアニギャラ☆REWさんにもレコメンド記事を書かせていただきました。

併せてチェックしていただけると嬉しいです。

公開はひと段落してますが、ディスクリリースやデジタル配信が始まったら、ぜひチェックしてください！

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