うーん、暑い。
夏真っ盛りですね。
とはいえ、日中は屋外にあまり出ない生活を送っていまして、私はそこまで例年の様な暑さを感じていない夏です。
若干他人事のように思っている暑さですが、本格的に地球温暖化・・・というか異常気象というべき状態に突入しているようで、他人事のままではいけない状態ではあったりするんですよね。
さて、そんな夏本番を迎える8月。
夏休み興行の後半戦に突入するわけですが今年はこちらがむしろ本番。
ピクサー最新作に、ジャンプの人気漫画の劇場版、さらにはスタジオコロラド初の長編作品、ポノックは短編オムニバス上映を放ってきたり・・・と本当に豪華な作品群が並んでおります。
暑い夏の熱いラインナップは必見!
ざざっと見て参りましょう!
2018年8月公開の新作アニメ映画リスト
インクレディブル・ファミリー
8月1日公開
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/incredible-family.html
「Mrインクレディブル」の続編が登場!
久しぶりの新作だけど、前作の終わりの直後から物語はスタートするという試みもすごい一作。
監督は前作に引き続き「アイアン・ジャイアント」のブラッド・バード。
アメリカでは「ファインディング・ドリー」のオープニング成績を上回り、全米歴代アニメーション作品No.1の週末オープニング記録作品となるなど、大ヒット中ということで、この勢いで日本興行も成功させたいところ。っていうかそんなに人気の高いIPだったこと、知らなかったよ。
ちなみに同時上映短篇作品は「bao」です。こちらも気になる一作。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~
8月3日公開
公式サイト:heroaca-movie.com/
現在の週刊少年ジャンプを支える人気作品「僕のヒーローアカデミア」が初の劇場アニメ化。
すっかり定番となった総監修として“原作者のクレジット入り”が今回も導入されており、原作・総監修・キャラクター原案には監督の堀越耕平先生が名を連ねております。監督にはTVアニメに引き続き長崎健司監督が登板です。
ちなみに来場者特典としてコミックス型の0巻が貰えるそうで、伝家の宝刀“0巻商法”再来です。
K SEVEN STORIES Episode 2 「SIDE:BLUE ~天狼の如く~」
8月4日公開
公式サイト:k-project.jpn.com/k7s_rb/
覆面作家集団GoRAとアニメーション制作スタジオのGoHandsのタッグによるオリジナルアニメーション企画「K」の劇場版。小説や漫画で発表されているストーリーや書き下ろしのオリジナルストーリーをアニメ化していく「K SEVEN STORIES」という試みの第2弾となるのが本作。全6作を公開予定らしいです。ここの解説文は半年間使いまわしていこうと思います。(ひどい)
詩季織々
8月4日公開
公式サイト:https://shikioriori.jp/
「君の名は。」など、新海誠監督作品を制作してきたコミックス・ウェーブ・フィルムが贈る最新作。
日本と中国のアニメクリエイターが共作し、衣・食・住をテーマにした短編3作のオムニバス形式の映画となります。
コミックス・ウェーブ・フィルム作品と言うことで緻密な背景美術などに注目したいところですし、中国圏の人たちの物語を観れるという点でも珍しい体験ができそうです。
ちなみに中国でも同時期公開。そういう公開体制のアニメ映画も珍しいですな。
よるのたんけん
8月11日公開
公式サイト:http://belumg2-na-uai.info/yoruno.html
こちらは下北沢トリウッド案件。
8年という年を経て制作されたストップモーションアニメ。
監督はドキュメンタリー作品も手掛けるみずもとひろゆき監督。
同時上映には同じくストップモーションアニメ作品「いぬごやのぼうけん」、そして同時期上映作品としてみずもと監督のドキュメンタリー案件「縄文号とパクール号の航海」も上映されるそうで、割引なんかも実施されるようです。
都心以外ではやってくれないのかな?
ペンギン・ハイウェイ
8月17日公開
公式サイト:http://penguin-highway.com/
森見登美彦先生の原作を劇場アニメ化。
監督には「フミコの告白」の石田祐康監督、主題歌は宇多田ヒカル、声優陣には、蒼井優や竹中直人などの実力派が揃っており、手堅さから期待がかかる一作です。
前評判もかなり良くて、実は私の今月の一番の期待作だったりします。
大人のためのグリム童話 手をなくした少女
8月18日公開
公式サイト:http://newdeer.net/girl/
東京アニメアワードフェスティバル2017の長編コンペディショングランプリ作品が待望の全国公開!
「かぐや姫の物語」の海外版というと伝わるかわからないですが、筆で描いた質感そのままのアニメーションの独特のビジュアルは圧巻。
すでにイベントにて鑑賞済みの作品なので言っておきますが、本当にすごい作品でしたので、声を大にして推しておきますね。
マチガイナイ一作です!
アラーニェの虫籠
8月18日公開
公式サイト:https://www.ara-mushi.com/
“たった一人で制作する劇場アニメ”という触れ込みで堂々登場の長編ホラー作品。
「イノセンス」などに携わったアニメーション作家の坂本サクが、監督・原作・脚本・アニメーション・音楽などを一手に担うという体制からも異様さが感じられる一作。とはいえ、声優陣には花澤香菜さんなども名を連ねており、どれくらいの按配の出来なのかまだちょっと見えない感じ。変わり種として気になる映画ではあるんですが、いかんせん虫物は苦手なので、個人的には不安な気持ちも強い映画です。
劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人
8月18日公開
公式サイト:https://www.7-taizai-movie.net/
こちらは週刊少年マガジンの人気漫画「七つの大罪」が初の劇場版化!
総監督には劇場版「BLEACH」(アニメの方)を手掛けてきた阿部記之監督、そして監督には西片康人監督がクレジットされております。
私は原作もTVアニメも全然追ってないので、中身については全然知らないのですが、上映開始までに予習できるかどうかが怪しいところ。
ちなみに来場者特典として原作者鈴木央先生描きおろしのコミックスがついてくるということで、こちらも例によって“0巻商法”!
ただ、こちらは40P越えの大ボリュームというのが衝撃。「フェアリーテイル」もそうだったけど、マガジン系の0巻は厚い!
テニスの王子様 BEST GAMES!! 手塚 vs 跡部
8月24日公開
公式サイト:tenipuri.jp/
来年シリーズ連載20周年を控える「テニスの王子様」が、過去に描かれてきた数ある名試合の中から特に人気の高い対戦カードを再アニメ化する企画“BEST GAMES”がスタート。
その記念すべき第1戦目には、青学VS氷帝にて展開された部長対決、手塚VS跡部をピックアップ。
主役を差し置いて人気の高い二人の対決の行方・・・というか興行の行方や如何に。
2週間の限定上映作品です。
ちいさな英雄−カニとタマゴと透明人間−
8月24日公開
公式サイト:http://www.ponoc.jp/eiyu/
「メアリと魔女の花」のスタジオポノック作品が今年も劇場に登場!今回は短編3作のオムニバス形式。
かつてスタジオジブリを支えた制作陣が集結し「カニーニとカニーノ」、「サムライエッグ」、「透明人間」の3篇を世に送り出します。
「メアリと魔女の花」がやや微妙な気のする成績だっただけに今回の短編集という切り口がどういう結果を残すのかは気になるところ。
宮崎駿監督の復活の報が成されている今、ポノックを応援したい気持ちもあるんですが、ガツンと声に出せるような良い作品を期待しております!
映画ドライブヘッド~トミカハイパーレスキュー 機動救急警察~
8月24日公開
公式サイト:www.tbs.co.jp/anime/drivehead/
昨年3クールにかけてTVアニメを放送し、今年はネット配信を実施している「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察」 が初の劇場版として公開!リーズ初の実車として日産・GT-Rが登場する・・・なんて外野にはよくわからない注目ポイントがあるそう。
低年齢向け映画として、「しまじろう」や「アンパンマン」のように子供に映画館デビューを促している作品であるところもポイント。
爆音上映の逆をいく、通常よりの小さめの音量での上映が実施されるそうです。優しい!
ちなみにささやかに良評判を聞いているシンカリオンもゲストとして登場するそうです。
劇場版 のんのんびより ばけーしょん
8月25日公開
公式サイト:nonnontv.com/
月刊コミックアライブにて連載中の同名漫画を原作に2013年、2015年の2クールに渡ってTVアニメが放送された「のんのんびより」が初の映画化。
監督はTVアニメシリーズにひきつづき川面真也監督が登板。さらに脚本には近年の傑作アニメ映画に多数参加している吉田玲子さんがクレジットされていることも見逃せない部分です。
TVアニメは観ていないので、「にゃんぱすー!」ってワードすら使い方をよく分かってないような私ですが、良評判も聞くので、ぜひこれを機にのんのんびよりワールドに触れてみようと思っております。
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今月公開のアニメじゃないけど気になる映画
センセイ君主
浜辺美波ちゃん可愛いですよね。
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
絶対面白いでしょこれ。
バンクシーを盗んだ男
バンクシー、好きです。
オーシャンズ8
オーシャンズ11大好きなのでこちらも楽しみ。
銀魂2掟は破るためにこそある
今回もたっぷり笑わせてくれそうです。
検察側の罪人
キムタク。
アントマン&ワスプ
日本公開遅いよ!どうなってんの!?
以上、そんな感じ。
今月はいろんなジャンルの新作アニメ映画を満遍なく楽しめることができそうな月となっております。
アニメ映画の夏として、自由研究の一環にいろんなアニメ映画の上映に飛び込んでみてくださいませ!
今月の出来予想(アニメ縛り)
本命:インクレディブル・ファミリー
対抗:手をなくした少女
大穴:アラーニェの虫籠
黒馬:ペンギン・ハイウェイ
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