●「大头儿子和小头爸爸」など中国でも続々新たなアニメーション映画が登場!
「アンパンマン」映画もスタートしたことで本格的に夏映画のスタートを感じる今日この頃。
日本だけでなく中国でも様々なアニメーション映画が公開スタートしているので、今日はそちらを紹介します。
まずはこの週末に公開をスタートした「新大头儿子和小头爸爸3:俄罗斯奇遇记」。
“頭の大きな子供と頭の小さなパパ”というタイトルの長らくTVアニメとして活躍している作品の劇場版第3弾。
“俄罗斯”はロシアのことなわけですが、今回はロシアが舞台となっているよう。
『なぜロシアが舞台?』という以前疑問にも思っていたのですが、ワールドカップ便乗だとさすがに今となっては気づけました。
こちらはボイスキャストも映ったポスター。中の人がここまで出張るポスターも珍しいですが、子供向けチャンネルで活躍されている方々というわけで、中国キッズには見慣れた顔ぶれ。気が触れたデザインなわけではないのです。
そして、もはや一ジャンルを形成していると言っても過言ではない“西遊記物アニメ”の新作がまたまた登場。
その名も「小悟空」です。
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現代を舞台に小型の猿や、豚の爺さんが活躍?する作品となっております。
意外とビジュアルは可愛いので、気になっております。
公開は来週末の7月14日からです。
●中高生向けのアニメ作品の一大勝負?「昨日青空」VS「詩季織々」
そして昨年から注目を浴びている青春映画「昨日青空」の公開もスタートします。
といっても、本作の興行に関して最近ちょっとした動きがあったのですよね。
公開日が8月10日から7月27日に前倒しが発表されたのです。
この理由は特に発表されていないのですが8月4日公開の「詩季織々」か、8月10日公開の「MEGザ・モンスター」と公開がぶつかるのを避けたと予想。(中国ではステイサム作品めっちゃ当たるのですよ)
「詩季織々」といえば「君の名は。」を始め新海誠監督の作品制作でも名の知れたアニメーション制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムの新作アニメ映画。
日本と中国の若手監督3人によってそれぞれ「衣」「食」「住」をテーマに短編がそろった日中共作作品となっており、日本でも同日公開が予定されています。
ターゲット層が被るであろう「昨日青空」と「詩季織々」はまさに宿敵と言っていいでしょう。
果たしてこの夏の興行を制するのは果たしてどちらなのか。
非常に注目の勝負となっております。
いつもならこれだけでも熱い!
となる中国アニメ映画市場なのですが、今年はまだまだ作品が控えているということで
今日の記事は後半につづきます。
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