まさかの一本が出てきていたのですが、ブログで報告するのが遅れました。
すいません。
●2018年の巨大ゴリ映画!「ランペイジ巨獣大乱闘」の感想
ランペイジ 巨獣大乱闘
を観てきました。
公式サイト:wwws.warnerbros.co.jp/rampagemovie/
巨大な怪物を操って街を破壊するアメリカ生まれのアーケードゲーム「RAMPAGE」を原作に実写映画化。
主人公を演じるのは今や洋画で引っ張りだこのドウェイン・ジョンソン。
監督は「カリフォルニア・ダウン」のブラッド・ペイトン監督です。
本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと
さいっこう・・・(恍惚)
でした。
今年ベスト級の感動がつまっていました。
もうちょっと詳しく感想を書いていきます。
●ゴリラ映画ってやっぱ最高ですね!
ワタシ、ゴリラって大好きなんです。
昨年も「キングコング髑髏島の巨神」で感激したわけですが、まさか二年連続で巨大なゴリラ映画体験ができると思ってもみませんでした。
今作「ランペイジ巨獣大乱闘」では、「キングコング髑髏島の巨神」同様、巨大なゴリラが大暴れ!
しかも今回は暴れる場所が町の中ということで、昨今現代社会にストレスを感じているワタクシとしては爽快感抜群!
とても気持ちいい映画でした。
こんな世界ぶっつぶしちゃえ!(語弊)
●極端なご都合主義っぷりは逆にもう気持ちいい!
面白いのがこの映画の見事なご都合主義っぷりです。
ストーリーの都合上、小難しくなりそうな部分をトントントンと軽快に片づけちゃうようにできてまして、動物たちを落ち着けるためのワクチンがうまーい具合にあっさり見つかってしまったり、キーキャラクターが特に理由もなくすぐに集合できたりと、うまく出来すぎてしまっている演出ばかり。普通はこんな状態だと、映画に対して減点感を感じてしまうのですが、この「ランペイジ巨獣大乱闘」は一味違う!
巨大な動物たちが大暴れするというバカっぽいテーマと相まって、このご都合主義観が逆に“細かいことは気にしないという豪快さ”につながって映画の高揚感につながっていました。
もう、ご都合主義によるテンポの良さがいい具合にキマっていました。
いやぁ・・・面白い。ご都合主義がプラスに働くなんてパターンがあるんですね。
特に意味はないし、脈略もないけど狼を飛行させちゃうぜ。
●世界を救うのがすごく単純な理由に収束するのが素敵!
なんといってもときめいたのがクライマックスのバトル!
巨大なゴリラ、巨大な狼、巨大なワニ、巨大・・・ではないけど体格のデカい人間の男。
この4者が入り乱れての戦いが豪快で、熱くなりました。
特に熱くなったのがドウェイン・ジョンソンがここぞというシーンで怪獣に叫ぶある言葉。
「おれの友達に手を出すなー」と叫ぶのです。
原爆レベルのものが迫るような何千・何万という人間の命がかかる窮地において叫ぶ言葉が、こんなに個人的なメッセージだというところが目頭を熱くされました。世界を救う根源的なパワーがこんな個人的な感情に収縮するというのは、非現実的にも感じる一方で、すごく希望的で、素敵なクライマックスだと思った次第です。しかもその友達というのが種族を越えた存在というのがまた泣ける。
右だ左だ、外人だ日本人だと、争う現実世界に対して、この映画で描かれる動物と人間の絆が世界を救おうとする様には“なんて夢があるんだろう”と拍手せざるを得ませんでした。
いやはや見事な映画でした。
人間代表ドウェイン・ジョンソン。巨獣たちに負けていないナイスファイトでした。
そんなわけで今年ベスト級の一本が登場してしまいました。
高尚な映画ともちょっと違う・・・のですが逆にそこが高尚ともいえる、見事なエンターテイメント作品でした。
私の中で2018年で語らずにはおけない大事な一作でした。
ちなみにこの「ランペイジ」に感動してあにぶさんにゴリラアニメーション映画特集記事を寄稿しました。
こちらもチェックしてみてくれたら嬉しいです。
ゴリラが活躍するアニメーション映画を集めてみたので、ワタシと同じゴリラ好きの皆様はぜひこれらの作品もチェックしてみてくださいませ。
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