Twitterの評判を聞いて足を運んでみたところ、いい映画に出会えました。
●青春恋愛邦画!「恋は雨上がりのように」の感想。
恋は雨上がりのように
を観てきました。
公式HP:koiame-movie.com/
スピリッツ系にて連載されていた同名漫画を原作に、小松菜奈と大泉洋のW主演にて映画化。
監督を務めるのは傑作「帝一の國」を手掛けた永井聡(あきら)監督です。
本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと
すっっっっげー
良かった
です。
推しの一作でございます。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●完璧と言わんばかりのキャスティング!
もうね・・・小松菜奈ちゃんと大泉洋さんのキャスティングが完璧。
原作やTVアニメを観ていないので似ているとか似ていないといったジャッジは私はできないのですが、二人の演技から感じたキャラクターには、ガッツリ心をつかまれてしまいました。
純粋でまっすぐゆえに幼さも備えた小松菜奈ちゃんと、情けなさと愛らしさ、そして優しさを備えた大泉洋さんが見事にキャラクターにマッチしているので、のめり込むように二人の関係に見入ってしまいました。
極めつけはラストシーン。二人の演技の切なさと多幸感にあっぱれです。
なんだか具体的な感動の理由は見つからないのだけど、二人の表情に涙が溢れでて止まらないという不思議な体験をしました。
単純な恋愛物語だけでなく、いざ蓋を開けてみれば人と人とのつながりをポジティブに感じられる、恋愛映画に収まらない素敵な青春映画でした。
30歳目前の私の背中までも思いっきり押してくれる疾走感溢れる素敵な作品ですわ。
私、この映画のこと好きです!
こんなポーズで始まったときは大丈夫かよ・・・と心配しましたが全然大丈夫でした。
●ミュージックがすごく高揚感があっていい!
また主題歌や挿入歌も憎い。
「普通こういう曲持ってくるかぁ!?」と唸らせられるぐらい予告編の印象と違った、スピード感のある曲が多数使われているのですけど、めっちゃ合ってるのですよね。
見事。
ほんと見事。
なんといっても主題歌の「フロントメモリー」がすごくいい。
現在進行形でヘビーリピート中です。
ぜひ聞いてみて下さいませ。
時折ノイズに感じるほどいかにもなBGMを多用する感じは日本ドラマ的で好きではないのですが、ところどころ「気持ちいい!」という使いどころがあったので、そこまで大きくマイナスには感じませんでした。
あまり邦画を観れていないという状況ですが、やっぱり邦画は邦画で面白い作品出てきてますね。
「勝手にふるえてろ」に続いて、今年心をグッと掴まれた傑作恋愛映画体験でした。
雨の季節にもぴったりの作品なので、お近くでまだ上映しておりましたら、ぜひ足を運んでみてください!
恋は雨上がりのように 眉月じゅんイラスト集&アニメメイキングブック (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
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