今年もこのランキング記事を寄稿しました。
●2017年アニメ映画エンドロールランキング ベスト3!
2016年もベスト5ということで紹介したのですが、今年はちょっと少なめに3本チョイスさせていただきました。
減ったのは、単純に今年はそこまで魅力的だったり、印象に残るエンドロールがなかったせいです。
●次点作品は「KUBO/クボ二本の弦の秘密」のエンドロール
今年のエンドロールランキングの次点作品として紹介しておきたいのが「KUBO/二本の弦の秘密」です。
本編では人形アニメーションとして動いていたキャラクターが、いかにもなアメリカンチックな2Dアニメーションとして登場する他、実際の撮影映像につながっていくエンドロールとなっています。
しかもポイントは日本語吹替版と字幕版でエンドロールが違う点。
曲自体は一緒でビートルズの「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」なのですが、どちらも別のカバーが流れます。字幕版では、レジーナ・スペクターが、日本語吹替版では吉田兄弟がカバーしています。
レジーナ・スペクター版は三味線と綺麗なボーカルが印象的なバージョンとなっており、吉田兄弟版は基本ボーカルなしの勇ましい三味線とギターによる演奏のアレンジとなっています。どちらも味があるのですが、個人的にはレジーナ・スペクター版の方が思い入れが強かったりします。僅差ですけどね。
吹替と字幕で差が大きい作品といえば同じく2017年作品の「SING/シング」も同様だったのですが、「KUBO/二本の弦の秘密」も双方で本編内容共に魅力に違いのある映画でした。ディズニー作品でもローカライズエンディング曲の起用は多々あったりするのですが、上質という意味で「KUBO」の方が頭一つ抜き出てる感じはしました。
本当は上位3位に入れてもいいんですが、ビジュアル面で次点とさせていただきました。
ごめんね、クボ。