【ムーミン谷とウィンターワンダーランド】の感想。

クリスマス題材作品ということで、クリスマス直前の丁度良いタイミングで観てきました。

ムーミン谷とウィンターワンダーランド

を観てきました。

ムーミンのパペットアニメシリーズ最新作。

可愛い質感のムーミンたちが活躍する平面的なアニメーションです。

観てきた感想をざっくり一言で言うと。

ちょっとつまらなかったなぁ・・・

というイマイチめな感じでした。

もう少し詳しい感想を描いていきます。

ムーミンといえば冬は冬眠するイメージがあったのですが、本作はそんなムーミンの冬支度の様子が詳しく描かれ、しかも「もし、ムーミンたちが冬眠しないで冬を体験したら」的なエピソードとなっています。

キチムービーである「ムーミン谷の夏祭り」の系譜の作品ではあるものの、あちらはキャラクター達のコミュニケーションが面白かった一方で、今回はあの作品に比べるとムーミンの神秘的な世界観が強めに描かれたような作品でした。

冬らしい静かでしんみりとした描写が多く、正直ちょっとダレを感じて、つまらない映画という印象は否めなかったです。

会ったことない狼たちと仲良くなれるとなぜか信じてるメソメソはかなりイッちゃってましたけどね。

そんな中でも見どころが、不気味なキャラクター達！

氷の女王とかモランといったムーミン界でも最強クラスのキャラクター達が登場するのですが、そいつらがとても怖かったです！

見つめられると凍ってしまったり、冬を連れてくるなど、設定的にも無敵級のキャラクターなのですが、そんなやつらがそこらへんをブラブラしてるのもヤバいし、なによりもビジュアルが怖い！

モランとかTVアニメだともっと可愛げがあるんですが、映画では全然気持ち悪さの方にステータスを振っていて登場するたびに引きましたわ。

ただ、このモランというキャラクターが、この映画でも結構肝となっておりまして、映画の最後の方で、ちょっと寂しいモランの一面が見れるシーンが印象的でもありました。不気味なビジュアルが逆にその寂しさにも一役買っていて、一概にダメとも言えないのが面白いところです。

クリスマス前ということで今週は夜の回があったおかげで観に行けました。

ありがとうございました。

ただ、クリスマスデートで映画館へ行くカップルも多いと思いますけど、ムーミンは割と癖が強いので、デートムービーとしては別にオススメしないぞ！

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