「こどもつかい」の感想。大丈夫、怖がりの君でも楽しくみれる程度の怖さのホラー映画だよっ | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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純粋なホラー映画の映画館鑑賞ってかなり久しぶりな気がします。

一応配慮してポスター意外は怖いスクショとかは今回避けました。

 

 

 

こどもつかい

を観てきました。

 

公式サイト:http://kodomo-tsukai.jp/

 

 

 

 

タッキーがホラーヴィランを演じるホラー映画。

監督はあの大ヒットホラー映画「呪怨」の清水崇監督ということで、観るのにも気合が入ります。

 

 

 

 

 

 

 

観てきた感想をざっくり一言で言うと

 

 

 

 

怖くはないけど楽しかったです。

 

 

 

というホラー映画とは思えないような感じの感想が漏れる感じでした。もうちょっと詳しい感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

●やっぱり!!圧倒的な怖くなさ!

 

 

もうTVCMなどで察してはいたところなんですが、想像以上にタッキー扮する怪人が怖くない!っていうか、あれタッキーですわ。まんまタッキー。

 

 

 

このルフィと肩組んでる左の人がタッキーこと滝沢秀明さんです。

 

 

この怪人のタッキーが、やたら出番があるわ、やたらセリフ喋るわ、秘密道具を出すときには専用SEが流れるわと、どこまで本気なのかわからないぐらい怖くないのです。一応映画の作りはホラー映画ではあるのですが、タッキーに限らずツッコミどころが多々あるのも気になる木になる。この映画のきっかけとなる過去の出来事を話すおじさんが説明が下手でなんかよくわかんないとか、クライマックスでタッキーが戦略ミスすぎるだろって展開をかましてきたりと、良くも悪くも友達とガヤガヤ見て楽しい映画ではあるように思います。

 

「ホラー怖くて見れないよ!」って人も結構余裕を持って楽しめる、『やさしい』ホラー映画ではないでしょうか。血がドバーみたいな演出もないので、CMやポスターにある白目向いたキッズ程度の怖さを我慢できれば、多分余裕です。

 

 

 

 

なんなら“不気味”演出では「22年目の告白」の方が上な気も。

 

 

 

 

 

 

 

 

●誰が作り出したホラーなのかという一歩踏み込んだ部分

 

 

この映画の主人公である門脇麦さんが、“ある呪い”を受けることになる理由が、他の被害者に比べて軽すぎねーか、ってツッコミどころも否めないのですが、正直、ここは私は納得できるのですよ。

 

 

精神的なダメージは、意外とささいなことでもこども・・・に限らず人によっては大怪我になることもあると思っていて、他人にとっては「そんなこと」でも、その「そんなこと」が生涯抱えるトラウマになっちゃうことって実際あると思っているのです。そう思うと、この映画で麦さんが呪いを受けてしまうのも、別に不自然ではないし、有りではないかと思うのです。そもそも“呪い”系の類はそういった理不尽な存在だからこそ、怖いのですよね。

 

 

門脇麦さんを観るのが「愛の渦」ぶりなので、下種な想像が膨らむ問題。

 

 

タッキーという主体となるヴィランの描き方のせいで、チープさの方が目立つ映画になってますが、実は『この映画の主体って実はタッキーじゃないよね・・・』っていう一つ掘り下げた面があるので、ただの「あんまり怖くないホラー」では終わらない魅力を感じてはおります。映画の“あの”結末もしっかりそこにつながりますしネ。

 

 

呪いをかける画像の方が有名なんじゃないかってぐらいの「わたしたちの田村くん」を紹介しておきます。

 

 

 

 

 

良く悪くも、タッキーのおかげで非常にキャッチーなホラーになっております。

勇気がなくて・・・みたいな人も、多分これぐらいなら大丈夫だと思うので、興味があるなら是非足を運んでみてくださいませ。

 

 

 

 

 

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