かつてはポスト宮崎駿と叫ばれていた「サマーウォーズ」や「バケモノの子」の細田守監督。
今後の邦画アニメ界を背負う人物であることをTVなどのメディアでは、匂わせておりましたが、昨年新海誠監督が「君の名は。」でぶっちぎり大ヒットをかましたこともあり、なんだかすっかりその雰囲気は、新海監督の方に移っちゃった感じがあります。
・・・というか、数字で結果出しちゃったので、雰囲気ですらないんですが
こうなってくると、細田守監督には是非「こっちもすごいんですよ!」という一作を期待したいところです。
で、
そんな細田守監督の最新作がついに明らかになった模様!
細田守監督最新作
「Mirai」が2018年5月に完成予定!!
・・・とVARIETYによる細田守監督のインタビューで明らかになりました。
主人公は妹が出来たばかりの4歳の少年。
タイムスリップして、母親や曾祖父に出会い、考え方が変わっていくという物語なんだそう。
タイムスリップ物としては「時をかける少女」。
家族物としては「おおかみこどもの雨と雪」や「バケモノの子」を思わせます。
また、前作「バケモノの子」の公開年である2015年に、細田監督には長男に続いて二人目の女の子が生まれたということで、本作の物語ともシンクロしている感じがあるのにも注目。今作も細田守監督の作家性の出た作品となりそうです。
「おおかみこども」が公開されて間もなくの9月に一人目のお子さんが生まれました。
また、この情報の初出が海外メディアのVARIETYというのも面白いところ。
VARIETYって、昨年も「君の名は。」公開前から、今年注目の監督として新海誠監督の名前を挙げていたりと、先見性を感じるメディアです。意外と日本メディアよりもVARIETYの方が、邦画アニメ界には鼻が利くのかもしれません。
その時の記事↓
【君の名は。】Variety誌が選んだ2016年に注目すべきアニメーターの10人の名は。http://ameblo.jp/nejimakikoibumi/entry-12161127599.html
順調にいけば日本公開のキーイヤーとなるのは完成の2018年とみて良い感じかな。例年の流れを考慮すれば、来夏登場だとは思います。今熱い日本邦画界にどんな作品をブチ込んでくるのか非常に楽しみです。
時をかける少女 絵コンテ 細田守 (ANIMESTYLE ARCHIVE)
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