今年「かいけつゾロリ」が30周年を迎えるそうで、展覧会やグッズ展開などの様々な催しが計画されているそうです(特設サイト:http://www.poplar.co.jp/zorori/30th/)。それに伴いアニメ映画も、またまた制作されることが決定!
タイトルは「かいけつゾロリZZ(ダブルゼット)のひみつ」!
公開は2017年冬を予定しており特設サイトが夏にオープンする予定とのこと。
今回は日本に居ることもあってゾロリ体験してこれそうです。
それにしてもかいけつゾロリシリーズのしぶとさには驚かされるばかり。ゾロリのような児童書はどうしても支持層が短期間で卒業していってしまうので、ロングランヒットシリーズになんてなりにくいはずなのですが、30年も続くとは恐ろしいです。
これも原作の原ゆたか先生の独特のユーモアにひきつけられるのかなぁ、と思う次第。ゾロリに限らず、原ゆたか先生の作品のギャグセンスはやはり、他の児童書とは一線を画すものがあります。
そもそもかいけつゾロリ自体が怪傑ゾロのパロディです。こんなネタ、キッズには絶対分からないであろうし、ここまでIPとして成長してしまうと、もはやギャグなのかなんなのかよくわからない状態ですよね。私も元ネタの怪傑ゾロは存在としてしか知らず、映像作品は一つも観たことがなかったりします。
ハットとマスクぐらいしか要素としてゾロリに残ってない気も。
思えば海外にも怪傑ゾロパロディIPとして、ドリームワークスアニメーションの「長靴をはいたネコ」なんてのが居ました。ゾロリもながーく続けていればいつの日か和洋怪傑ゾロパロディ作品の夢の共演・・・なんて日が来るかもしれません。
こっちはもう続編やらないのかな。またやって欲しいけどそういえば「シュレック5」が控えてるか。
絵本でも漫画でもないその狭間で、ゾロリというIPがどこまで生き続けるのか。ワタシ自身はそこまでのファンでもないものの、ここまで来ると40、50と重ねていって欲しいという気持ちになります。
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