「ハードコア」の感想。悪い奴いーっぱい殺して楽しー。そんな映画 | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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「トリプルX:再起動」の感想とブログのタイトル一緒じゃねーか!

ってツッコミ待ちです。

 

 

 

ハードコア

を見てきました。

公式サイト:http://hardcore-eiga.com/

 

 

 

 

ブログタイトルこそ一緒にしてしまいましたが、「トリプルX」と同類の映画かと言えば、ちょっと違います。本作の特徴はなんといっても全編一人称視点で展開される点。本当に頭からケツまでのほとんどのシーンが主人公視点で展開されます。

 

 

 

 

 

 

本作を見てきた感想をざっくり一言で言えば

 

 

すごい!

 

 

・・・けど

 

 

という、ちょっとモゴモゴしちゃう感じの一作でした。

もうちょっと詳しい感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

●一人称視点で殺しまくり

 

 

映画において一人称視点の作品って、これまでもいくつか存在はしていたものの今作の特徴はやはり、「トリプルX:再起動」のように人を殺しまくる映画の主人公になれるところが肝。オープニングからナイフでのど元をブッ刺すシーンや、銃弾を撃ち込むシーンがスローモーションでじっくり見せられるのですが、まさに本作では敵を殺したり、仲間が殺されたりといったアクション映画の生死体験をまじまじと見せつけてくるのです(おかげでR15+指定)。

 

 

たのしー!すごーい!(銃で撃ちまくるフレンズ)

 

 

敵が目の前で弾け飛んだり、刀でグサッと斬りこんだり、手榴弾を投げて人がボーンっと飛んだり、一人称視点でゴミのように死んでいく人、人、人。良さげなBGMと共に展開されるアクションシーンにはアドレナリン全開になるのですが、その一方で、『酷すぎるなぁ・・・』と冷静になる自分も居たりします。一人称視点にしたおかげで、アクション映画でカットされていた目を背けたくなるもののを、カットせずに見せつけられる特殊な体験となっておりました。

 

 

とは言うものの、「スーパー!」「キックアス」のような作品はわざと過激な部分を見せて、ヒーロー映画の暴力要素へのアンチテーゼ的なものを表現しておりましたが、本作はそれともちょっと違う気がします。どちらかというと、そういった部分に肯定的に、『こういう体験したかっただろ!?』ぐらいにぶつけてくる潔さがありまして、『酷すぎるなぁ・・・』と思うのは相性によるのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

●話としての面白さは・・・まぁそこまでか

 

ある意味、「トリプルX」のような殺しまくりムービーを逆手にとったような映画ではあるので、話自体の面白さはまぁ、そこそこ。相棒の支持を受けながら、ヒロインを助け出すことを目的に、サクサクと物語が進んでいく王道物語となっています。

 

 

本作の惹句で『映画は“観る”から“同期”(シンクロ)する時代へ』とあるように、感情移入しやすいように、主人公の心情を描くようなシーンは、かなり僅かです。例えて言うなら、うまい人がロールプレイングゲームを無駄なくこなしていくような映像にはなっているので、しょうがないとはいえ、観終わって心に残るのは、『めっちゃ殺したなー』ぐらいの脳筋ワードしか出てこないような映画でした。

しかも一人称視点で見たくもないようなエグイ部分まで見せられて“爽快感”みたいのは、普通の悪ショーン映画よりもやや劣っている気もしました。「トリプルX」なんかでまじまじと死体を見せないで編集されてるのも、必要あってのことなんだなぁ、と学べる映画だと思います。

もしかしたらこういう作品でこそ“爽快感”を味わえる人も居るのかもしれないですけど、もしそうならある意味リトマス試験紙みたいな映画かもしれないですね。

 

 

スムーズに次の目的が支持される親切設計です。

 

 

池に落ちそうで落ちない!とか馬に乗れそうで乗れない!みたいなミスリード演出も、なんで入れるのかなぁと思ってましたけど、感情移入しやすいような仕掛けなのかな。

 

 

 

 

 

 

 

酔うかなぁ・・・と心配して後ろの方の座席で見たおかげか、気持ち悪くなったりはしませんでした。実写グロは得意な方ではありませんが、すっかり映画慣れしたおかげか、景気よく弾け飛んでいく悪もの達を笑って楽しむぐらいのことができた映画でした。

 

今映画館ではめっちゃ傑作がそろっているので、「どうしても」というほど薦めたい一作ではありませんが、一見の価値はあると思いますので気になった皆様は是非映画館に足を運んでみてくださいな。

 

 

 

 

 

 

 

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