リュイユ展のお話その1 | ひこねあいのブログ

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リュイユ展の為だけに

京都にいってきました。

リュイユ(ルイユ)とは、フィンランド語でノッティングの事です。


※リュイユと、エバのざっくり説明は

2(18年のこのくだらん記事をよんでください




二日前に予定が空き

一泊二日でいきなり

財布、携帯、パンツ靴下一枚持って

の旅。


地図ももたず。


10年くらい京都にいっていなかったので、道の感覚ゼロ状態!

怖!


京都には朝830分に着いて

地下鉄に乗り

東山へ


流石に早く着きすぎて

仕方がないから平安神宮へ

(仕方ないとは神様に失礼ですよね)



パラパラ雨の降る中

オープンを待って1番で入ると


大きなタペストリーがたーくさん!


どうしても

どうしても

どーーしても

見たかった

ずっと憧れていた

エバブリュンメルの作品

アクセルガレンカレラの作品!

ついに見られる時が来た!


なんでそんなに見たかったかと言うと


少し話がそれますが


私の父は、昔

美術館や大型のショーウィンドウの

設計積算、展示をする仕事をしていた。

エジプト展の宝石やら南極展の剥製ペンギンなんかを

どこに何をどうやって

いくらかけて飾るかを

考える仕事でした。


その中で1980年に

エバブリュンメル展を

青山 巡回で他2カ所でひらく事があり

その設計と展示をやったらしい


私は小学生なかば?

まだリジッド機もプレゼントされる前

とにかくまだ織りははじめていない頃の話。


父は、次に同じような仕事があるかもしれないので

大体の資料はとって置く人だったので、

エバブリュンメルの作品が

日本に送られてくる前に

彼女の庭で撮った作品写真、

ホンモノの原画、

日本に着いて荷開けした時の写真

来日パーティーの写真

パンフレット

父がリュイユを勉強するための

写真集

などを大事に持っていた。


私が大学で織りを学びはじめてだいぶ経った頃


父がコレいるか?

と、日本の伝統色の本やら

ショーウィンドウのデザインやらの

本と一緒にくれたのがこれらの資料だった。






父の資料より

今回来た


カレラは画家


1980の図録より

今回も来た!


今回来た



古くなってボケた作品の写真

や資料を見て、

ノッティングってキレイで面白い!

と、思った。


ノッティングといえば、

トルコ、ペルシャの絨毯や

中国の段通などが有名だけど

自分の好きに作ってる感じではない

作品ではなく商品のイメージだけど

リュイユは違うんだ〜

へ〜って思った。



そして今

先生業で

ノッティングの授業を受け持つことになっているので、

いつも学校にトランクで

持って行って

原画や写真集などを

生徒に見せている。


それが

京都に!!


コレをのがしたら

もう来ないかもしれない!


つづく…