変則朱子織のお話3 | ひこねあいのブログ

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やっと時間ができたので続きを出しますねー。

手っ取り早く言うと、
基本になる斜文
(黒―1、白―残り全部。例えば1/5斜文)
や朱子を配列法で入れ替えて作ります。

配列法とは、
組織図をたて列またはよこ列の方向に
一列ずつバラバラにしてシャッフルして
まんべんなく組織点がばらけるように並べなおすって事なんですが、

聞いただけだと、
「なーんだ、列ごとにバラバラにして
並べなおせばいいんでしょ?簡単じゃーん!」  
とおもいますよね。
そう!その通り!
まんべんなくなっていればね。

自信がない場合は、ちゃんとした作り方があります。

1 作ろうと思っているマスのサイズを考える。

例えば、8枚変則朱子なら8
10枚変則朱子なら10

2 計算をする。
マスの数÷2=答え 答え―1=とび数
例)8÷2=4 4―1=3 とび数3

3 マスを作る。
高さ→割り算ででた答え 例)4
幅→長くしておく

4 基点となる組織点を左下に入れます。
そこからとび数を横方向数えて、
一つ上の列に組織点を入れます。
繰り返して登っていきます。


5 1で考えた組織の数が横方向のマスの数なので、
印をします。
8枚変則なら8マス横に行ったところに印をします。

6ココの印が完全組織の幅となります。
この印以降は、レピート部分となるので、
飛び出た組織点を印より前につけます。



7 間違えないように、レピート部分にも組織点を入れておきます。
これで、組織の下半分ができました。