昨年の12月にバンダイからDXベーターカプセルという玩具が発売された。
メーカー希望小売価格が3,630円(税込)で、高っ!と思い、スルーする予定でしたがAmazonで2,653円で売っていたので思わずポチってしまいました。
ベーターカプセル本体は成型色のままで塗装はされておらず、一部分が黒く塗装されています。
スイッチを押すと赤い部分が光って劇中同様の変身音が鳴る仕組みです。
裏側は塗装されていませんでした。3,630円もするのにコストダウンしすぎw
ということで、自分で塗装してもっとプロップっぽく改良することにしました。
塗装する前に分解して成型時に出来るパーティングラインをサンドペーパーで削って平らにし、わずかなヒケなどもパテで埋めて表面を整えます。表面をヤスリがけすることによって塗料の食いつきが良くなる効果もあります。
上部のパーツは一体成型で3本の支柱がくっついていたので切り離す加工をしました。
資料不足でプロップがどのような形になっているか不明だった為、この形状のまま完成させたのですが、完成後に上部の支柱を切り離しヤスリで面を作った箇所がプロップは面にはなっていなくエッジが尖っているということを知りました...
ということで、その箇所はプロップと同じになるように修正しました。
「妥協しない」
私の好きな言葉です。
エッジが尖っているものをヤスリで削ると丸まってしまい直線に加工するのが意外に難しかったです。
リアルさを追求したいので、押しボタンスイッチ部分の浅いモールドをケガキ針で深く彫ります。
全てのパーツを黒で塗装します。本体はABS製なのでラッカー系塗料を使用すると溶剤が浸透して割れたりするので、今回はABS素材に無害なエマルジョン塗料を使用しています。
電池ボックスの蓋に刻印されていた文字や登録商標、製造番号などはパテを盛って整形し、全部消しました。
黒く残したい部分にマスキングテープを貼って、シルバーで塗装します。エマルジョン塗料はラッカー系塗料を上塗り可能なので、シルバーはラッカー系塗料を使用しています。
「マスキングする」
私の苦手な言葉です。
ケガキ針で彫ったモールド部分にエナメル系塗料のグレーをスミ入れして影に見立てます。塗料がはみ出てもエナメル溶剤でラッカー系塗料を溶かすことなくきれいに拭き取れるのでスミ入れにはエナメル系塗料を使います。
スミ入れが終わったパーツ
違いがわかります?そんなに変わらないですが、このちょっとしたひと手間で完成度がぐっと上がるんです。
すべての塗装が終わったら組み立てて完成です。
シン・ウルトラマン ベーターカプセル
めちゃ良くでけた!!
裏側は刻印を消したのでスッキリしています。塗装により金属っぽい質感も表現出来たと思う。
底にあるスピーカーの開口部は音を大きくする為に少し削って大きくしています。
上部を加工したことで、よりプロップっぽくなったと思う。
アートというと、奇抜で意味不明な絵画や造形物というイメージや風潮がありますが、このような制作行為も立派なアートだと思っています。絵を描くことやスポーツでも何でもそうですが、好きなものに無心になって取り組む行為は瞑想と同じで集中力を養えるので良いです。
シン・ウルトラマンのベーターカプセルは直線的でシンプルなデザインだが、スタイリッシュでカッコいい!
チープな玩具でも僕の魔法にかかれば本物になっちゃうのだ!
これで僕もウルトラマンになれる!
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(ちなみに私はおっさんですw)
悪が支配している今の狂った世界にはウルトラマンのようなヒーローが必要だ!
2021年(丑年)に悪魔の計画である新型コロナワクチン接種が開始されて世の中がおかしくなってきた・・
2022年(寅年)にウルトラマンがシン・ウルトラマンとして日本に復活したことは偶然ではなく意味があると思う。
ヒーローといえば、BABYMETALのメタ太郎も私は好きです!
運び屋太郎はクソだが、メタ太郎は最高だ!
みんなのヒーロー、メタ太郎とウシトラマン
現代の地球に巣食う邪悪な者どもをやっつけて平和な世界に建て直して欲しい!
ウシトラマン・・・