
糸魚川産翡翠(硬玉)の茶碗
翡翠の産地である新潟県糸魚川市在住の方から譲っていただいた翡翠で作られた茶碗です。
その方の御祖父様が大事にコレクションしていたもので、糸魚川産の翡翠の原石を一流の職人さんが加工して制作したものだそうです。

緑色がきれいな翡翠の茶碗
昔は国内で出土する翡翠(硬玉)の勾玉等は国外から持ち込まれたものと思われていましたが、昭和13年に糸魚川の翡翠を鑑定した結果、それらが糸魚川周辺で産出されたものであることが再発見されました。
日本の翡翠の加工は世界最古だそうです。

こちらは勾玉がデザインされた茶碗

上手く撮影出来ませんでしたが、実物はもっと黄緑色で綺麗です。
翡翠の茶碗を制作するには原石を大胆にくり抜いて削ってしまう訳ですが、それって凄く贅沢だと思う。
だからこそ翡翠の茶碗は大変価値があると思います。

翡翠の特徴の一つに、見た目は透き通っていなくても光を通すというのがあります。
画像のように懐中電灯を当てると光が透けます。

茶碗の上部からライトの光を当てるとこんな感じになります。

暖色系のライトを茶碗内部に入れてみました。

これは他のものよりも厚みと重さがある翡翠の茶碗

厚みがあっても翡翠なので光を通します。

こちらの茶碗も薄いグレーの中に緑色が広がっていて大変美しいです!

これでお茶を飲んでみたいですが、勿体なくて使えねーw

美しすぎる~!!

上部から光を当てただけでご覧のようになります。
普通の石や陶器は光を通さないのでなんか不思議~
鉱物の世界ではこのようなものを亜透明というらしいです。

暖色系のライトを入れると、このような色に変化。
本当に綺麗!
これは家宝にしてもいいんじゃね?