いつも行くワイン屋さんの会です。
今回は”自然派レストラン”で食事とワインを合わせましょ~と。
目の前の鉄板で調理されているのを眺めながら、まずはシャンパーニュ。
①CHANPAGNE BRETON FILS BRUT TRADITION NV
(フランス・シャンパーニュ/ピノノワール33%、ピノムニエ33%、シャルドネ33%)
【青森産 真鱈白子のソテー
コリアンダーとタイムを細かく刻んだものを散らして
くわいのチップを添えて】
とてもシンプルな調理。
素材の良さを出したいっていうシェフのことばがこもってる。
もう少し寒くなるにつれ、もっと濃厚になる白子。
そうなるとシャンパーニュであわせにくくなるとのこと。
…本当にすみません。
この時点で私、日本酒に合いそうとか考えてます
②BANDOL BLANC 2009
(フランス・プロヴァンス/クーレット60%、ユニブラン18%、ブールブラン19%、マルサンヌ3%)
【帆立貝のポワレ 海老芋 からすみ添え】
本当にちゃんとしっかりおいしい。
ホタテがしっかり甘い。海老芋もしっかり甘い。
もちろんその甘さはそれぞれ違うわけで
甘いと感じてそれをことばで表現するのって難しいなぁ
でもね…この辺で完全に
「いや、これ、日本酒でしょ!!」(neigeこころの声)
③SAUTERNES CUVEE D'EXCEPTION 2007
(フランス・ボルドー/セミヨン80%、ソービニヨンブラン20%)
【フレッシュフォアグラのスモーク】
フォアグラはバターのように加熱すると脂が流れてしまうので
火を切って温度を下げたスモーカーで香りを移すのだそう。
ソースは…甘口のワインを煮詰めたソース(失念)
ミニトマトをシェリービネガーでマリネしたものと
ブラックペッパー入りクリームチーズの柿サンド
この柿サンドとミニトマトがとってもどストライク!!
もったりとした口の中を中和してくれます
これ、お酒を選ばない肴になると思うの
④CALERA CENTRAL COAST VIOGNIER2009
(アメリカ・カリフォルニア/ヴィオニエ100%)
【和歌山産 昆布〆金目鯛のポワレ アメリカンソース】
最初に口に入れた 黄色いカリフラワーのおいしさにびっくり
思わず大きな声が出てしまいまして。
シンプルに圧力スチーマーにかけただけ!!
しめじもアスパラもすごくおいしいんです
いい青み、苦み、えぐみがちゃんとする
金目鯛もふわふわだけど、ちょうどよい塩加減。
…日本酒ぅぅ(涙)
⑤CONTRADA 2008
(イタリア・シチリア/ネレッロマスカレーゼ100%)
【安城牛のほほ肉の赤ワイン煮込み】
ホロホロくずれます。丁寧に煮込まれたお料理でした。
このお皿とは別に、”石清水豚”もごちそうになりました。
鉄板からダイレクトにお皿へひょいっと一切れずつ
これが鉄板の醍醐味です!!
しっかり豚の味。でもとても甘くてすっきりした脂で
ちょっと惚れてしまいそうな豚肉(笑)
…この肉、絶対濁り酒と合うと思う(←しつこい)
【デザート盛り合わせ】
ガトーショコラ!!!
甘いものをあまり必要としない私。でも持って帰りたい…
ピスタチオのアイスクリーム
本来はみどりではなくて白いんだそう。おいし♪
パンナコッタに赤ワイン(ビネガーだったかも)を煮詰めたソース
これがまた…最後まで本当にしあわせ☆
私、イタリアンやスパニッシュやフレンチにいっても
そんなに日本酒のこと考えてるわけじゃないんだけどなぁ
こんなことは初めてで…なんでだろう??
シンプルでとても丁寧に素材を大切に活かすお料理だったから
私が好きなお酒が浮かんでしまったのかもしれません。
たいせつなお店が増えました♪