それでも今日も、ざらざら、吐き出せない感情。
頑張っても頑張っても足りない。
嘘。頑張ってない。
また涙が出そう。
なんでこんなに、こんなに、弱くなってしまったんだろう。
ずっと、腕の綺麗な女の子が、
普通の女の子が憧れだった。
もう二度と戻れない。
次生まれたら。
次生まれたら、私は腕を切らないの。
次生まれたら、私は薬を飲まないの。
次生まれたら、もっと上手に笑えるの。
次生まれたら、私はきちんと教室に通って、きちんと授業を受けて、
3年間分の成績を持って、中学を卒業するの。
今の私とは、違う、普通の女の子に。
普通の女の子のまま、あなたに会って。
泣かせない。困らせない。
甘い幸せをあげるの。
それでも、普通の女の子だったら、私はあなたに、
彼女に、友達に、出会えてなかったかもしれない。
今の出会いが過去の自分がもたらした結果なら。
なんて皮肉。
腕を切って薬を飲んで
保健室に通って先生に会って成績が足らなくて公立に行けなくて
進んだ先の私立で今の友達に会って、今の会社に入って
そうして、今あなたに会ってる。
歪んだ私だったから、出会えた人達に囲まれてる。
何が正しかったんだろう。
きっと普通の私だったら誰にも出会えてない。
でも普通でありたかった。
これだけかけがえのないモノを手にしても、
私はやっぱり私を許せない。愛せない。
あいも変わらず突き飛ばして、蹴飛ばして。
お前なんか嫌いだ。嫌いだきらいだ。二度と起きてくるな死んでしまえって言いたい。
私に見放されて、突き飛ばされて、
いよいよ一人ぼっちになった私が、泣いてる。
一人ぼっちで泣いてる。
ひとりぼっちの私を救えるのは私しかいないのに。
私もただただ、声をあげて泣いて、嫌いだって私を罵ってる。
愛せないよ。