どうも、ねへほもんです。
昨日の記事の通り、今はSlay the Spireばっかり遊んでいる僕ですが、今日は珍しくセレモニーに出てきました。
1.決勝トナメは聞いてない
ダービーの日以来、1ヶ月ぶりのWIXOSSです。
といっても、僕はWIXOSS界の日暮 熟睡男、優勝したいという高い志を持って大会に出る訳がありません。
前回はダービー観戦のついで、今回は・・・
今日のメインイベント pic.twitter.com/68ObcUe2mr
— ねへほもん (@nehehomon) July 6, 2025
日本ファルコムのイラスト展のついででした。
公式サイト(PikattoAnime)によると、イラスト展もセレモニーも13時開始ですが、イラスト展は17時からじゃんけん大会を開くようなので、セレモニー後に寄るとじゃんけん大会に合流できます。
これは丁度ええ!ということで、2日前までWIXOSSやる気ゼロだった僕が重い腰を上げました。
が、二兎を追う者は一兎をも得ずと言うように、ついでで立ち寄ると痛い目を見るもの。
セレモニーのルール説明で衝撃の事実を告げられました。
「今日は予選5回戦、その後上位8名の決勝トナメ3回戦です」
【悲報】優勝の可能性、消滅
8回戦もやっていたらイラスト展が終わってしまいます。
この瞬間、今日はテキトーに遊ぶプランに決まりました。
と、毎度WIXOSSへのやる気無いアピールから始まる記事ですが、構築自体は手応えがあったのでご紹介します。
2.あーやでもママでもない、ドーナという選択肢
今日使用したリストはこちらです。
2止めデッキでは珍しいアピールポイントなのですが、今回の一番の目玉はセンタールリグです!
ドーナ
2止めは花代・あーや・ママの3択なんて誰が決めた・・・?
2止め夢限がGPの予選を突破する時代です、固定観念に囚われてはなりません。
ディーの2止めで3択以外のルリグを使うのは初めてだったので、新たな挑戦に胸が高鳴りました。
どのくらい珍しい体験かというと、
大会当日に注文し、セレモニー会場で受け取ってデッキを完成させる
くらいレアな体験です。
過去のオールスターも含め、一度もドーナを使ったことが無かったため、家にルリグすら存在していませんでした。
当日朝に注文し、会場に行くだけで足りないカードを補充しつつセレモニーに出られるなんて、本当にカードショップおうち様様です。(ステマ)
デッキのコンセプト自体はGPで6-2の大躍進を遂げ、僕のファンの方が夢限で予選を突破された時の白ブルアカ軸の2止めあーやと同じなのですが、メインデッキの色配分とセンタールリグを変えた所が今回の改善点です。
基本的な戦い方はGP回顧録をご参照いただくとして、今回はドーナへ変更したことの影響を解説します。
①最強アロサウルスと青の脱落
まずは自分の記事を読みつつ、2ヶ月前のGPを振り返りました。
当時一番強かったカードはこちらです。
ランデス軸のデッキには当然噛み合う1枚。
アーツを撃つために温存した秘蔵の1エナを焼き尽くしてくれます。
一方、2止めで赤いカードといえばと安易に採用したトリスタンはそこまで強くありませんでした。
メインリコレクトアーツ3枚の暴力はすさまじく、トリスタンを踏ませずとも十分に暴れ回れます。
という訳で、トリスタンを減量してアロサウルスを4投する方針に決まりました。
が、ここで問題が起こります。
このデッキはブルアカ軸です。
アロサウルスを立てることで完全に機能不全に陥るシグニが居ました。
ババ抜きでサーバントを捨てさせてトドメの1点、というプランもありましたが、盤面にブルアカ以外が居ると使えません。
コユキが使えないとなれば、残る2あーやの青要素はハレとTOO BADLYのみ。
青を入れる利点が薄い一方で、十分な枚数を採用しないとグロウコストやTOO BADLYのエナコストを賄えません。
しかし、青を入れすぎると他色が不足する色事故のリスクが増大します。
昨日構築を練る中でそこまで思い至った所で、結論が出ました。
よし、ドーナを買おう
コインが1枚減ってしまいますが、最強のLv1シグニことハイテイも、エナを極力絞りたいこのデッキでは優先度は高くありません。
リソースを絞られた時の非常手段とか、対ひとえ(ゲーム1でバウンスしようがバニッシュしようがエナが増える)の除去手段に使えるため、不採用は無いにしても2枚採用でゲーム中1回使える程度で十分です。
②赤白特化の強み
ハンデスというプランを捨て去ったことで選択肢が狭まってしまいましたが、色事故を起こしづらくなり、赤と白の要素をより多く盛り込めるようになりました。
なんといってもこのカードが更に破壊力を増すのが大きいです。
青を混ぜた赤6枚のGP構築ではなかなか追加ランデスが狙えず、ランデスが不十分でアーツを使われることがしばしばありました。
今回は赤シグニを9枚に増やしたので、赤シグニを引く or リゲットで回収しやすくなり、アロサウルス増量と併せてしっかりエナを刈り取れました。
こちらはデッキ強化と言えるか微妙ですが、更に過激派構築に寄せることもできました。
アークライトオーラ
轢断
鏡花
インフィニット・フォース
アリウススクワッド
怒涛の追加5点構築が実現しました。
く、狂ってやがる・・・
追加5打点でエナを縛って十分にアーツを使わせなければ、そりゃ勝てるっしょ?
代わりに唯一の防御アーツが抜けました。
0面防御なんてバレたら相手に特攻されて惨敗でしょうね。
危ない危ないw
色が濁って構築難易度は上がりますが、1点回復の選択肢もある竜花を採用するのもアリかもしれません。
後はデッキの白比率が上がったということで、パシュートも採用しました。
エナチャまで狙うならアロサウルスとは共存できませんが、アロサウルスを立てるのは最終ターン、こちらは先攻2,3ターン目か後攻2ターン目に使用するので邪魔し合うことは少ないです。
なお、エナは余りがちなので、白3面が並ばずとも除去が必要な場面ではどんどん使って問題ありません。
③赤白のシグニ達
後はメインの構成に関し、GP構築からの変更点を中心に解説します。
赤
アロサウルス 4
トリスタン 2
カエンビン 3
あくまで白ブルアカという軸を意識しつつも、赤アーツ3枚を使い切れるギリギリの配分として9枚にしました。
このデッキは攻めに全振りしているので、赤エナが不足しそうならサーバントをチャージするという手もあります。
LB側は最強アロサウルスを4にしつつも、トリスタンも2枚残しました。
10000打点あって立てると相手の打点抑制になる可能性がある上、LBも3枚回収は過剰ながらサーバントを拾って防御とか、赤やリゲットを拾って集中紅火のランデスを強化できる可能性があります。
赤がトータル9枚、LBに6枚という枠から逆算し、アロサウルスの次に有用な赤LBでトリスタンを選んだというだけなので、別に必須ではありません。
非LBはカエンビンを採用しました。
基本的には赤エナや紅火の弾にして、有用な時にだけ場に出すという位置づけなので、使える状況が限定されるカエンビンとは好相性です。
後攻1ターン目の除去要員がヒナタしかおらず、いきなりウィッシュリストを使わざるを得ないというゲームも多かったですが、今回はシャイソを不採用にした分、後攻2ターン目までウィッシュリストを温存したいので、火力要員を増やしました。
エナを絞るために基本的にバニッシュは避けたいのですが、アタック時バニッシュでLBで止まった時は焼かずに済むという意味では許容範囲かなと思います。
こちらも候補です。
環境的に火力を重視したいならカエンビン、他色を採用する相手が多ければプテラノドンと使い分けると良いでしょう。
トリスタンLBやリゲットで回収できるので、片方だけ採用する以外にも3枠を2:1で分ける構築もあり得ます。
白
アイリ・ヒナタ・ミサキはGP以来の続投組で、ハレを抜いた分、相手の妨害担当となるアイリを4枚に増量しました。
メインフェイズの除去手段が豊富なこのデッキでは、能力消しのスズミ&ヒヨリを使う機会が少ないため各1枚に減量。
その分、LB枠には2人の新入りを採用しました。
自身が8000という高めの打点で、1体をパンプできるため盤面強度が上がります。
防御0枚構成なので、相手のエナを絞りつつ生存率を高めるために採用しました。
相手が盤面処理やアイリの課税にエナを使ってくれれば、鏡花クラッシュも含めて先攻3ターン目に詰め切るプランもあり得ます。
こちらも生存率アップのために採用しました。
元々リゲットやトリスタンLBでサーバントを拾えますが、ウィッシュリストやアリウススクワッドにも対応するセリナを1枚採用することで、ガードの安定感をより高めることができます。
ハナエもサーバント回収効果を持ち、どちらを採用するかは悩ましいですが、ナギサ・アロサウルス・セリナのような2・2・1盤面を想定したのでLv1のセリナを採用しました。
3.実質9-0(盛り過ぎ)
最後に今日のセレモニーの戦績を振り返っておきます。
ひとえ 実質勝ち
ミカエラ 〇
爾転 〇
ひとえ 〇
ヒナ 〇
北九州記念 実質勝ち(本命は負けたけど馬券を買い忘れたので)
ランダム賞 〇
ランダム賞 〇
ランダム賞 〇
という訳で、
実質9-0
でした。
最強ですね。
・ひとえ 実質勝ち
相手の後攻3ターン目を凌ぎ、後は先攻4ターン目に詰めるだけという展開に。
ゲーム1でフルハンされるも、トップからリゲットを引き、リゲットで赤1枚を回収できた状況で、後は集中紅火で焼いて詰め切れるか、という勝負に。
相手のエナはマルチ・緑・赤2枚・黒2枚の6エナ。
シグニとゲーム1でエナを増やすひっとえーは難敵です。
集中紅火で緑以外を1枚、その後2枚を追加で焼きますが、ここで何を選ぶか。
インフィニット・フォースの2パンを通す上で、付洋雷同の除去は天敵となるため、マルチ・緑・黒の3枚を選択しました。
残りのデッキは薄いため、リゲットやアリウススクワッドで調整して集中紅火で引いたアロサウルスを2面ならべ、2ランデスで残りは黒1枚に。
勝ったか・・・?
お前誰やねん
これがやる気無し勢の弊害。
対戦後に聞いたのですが、最近のひとえには多数採用されているらしいです。
セレモニー会場にひとえはちらほら居たので、2回戦以降なら対戦後に周りを偵察して把握できたのでしょが、対面したのは残念ながら1回戦。
インフィニット・フォースの連パン係が除去され、加持祈祷(0エナ)で2面守られ、ルリグデッキしか通らない状況に。
相手は手札0枚・ライフ1点。
普通の対面ならほぼ勝ちなのですが、対ひとえだとアリウスの1点バーンだけが通り、ルリグアタックはルリグ効果で耐えられてしまいます。
返しのターンを耐えきれる訳もなく、たまらずサレンダーとなった訳ですが、対戦後に衝撃の指摘をされました。
「アリウスのバーンで植物以外が捲れたら勝ってましたよ」
アロサウルスの気迫のランデスもあって、アンチスフィアを使った結果相手は0エナになっていました。
つまり、アリウスのバーンで植物以外が捲れれば、ルリグ効果でガードできずに勝てていたということです。
とはいえ、サーバントならLBで回収されて負けですし、相当細い勝ち筋です。
一応殴ってみたところ、衝撃の結末が待っていました。
当然ながら、サレンダーが優先されるので僕の負けでしたが、ルリグアタックを宣言していれば勝っていました。
不意にアンチスフィアを受けたのは僕の知識不足であり、そこで実質勝ちを宣言するほど厚かましくはありませんが、ルリグアタックを逃しただけのは実質勝ちと言って良いでしょう。
何もプレイングの要素は必要ありません。
植物以外が捲れるという勝ち筋に気付かずとも、まぁどうせ負けだが一応やるかのノリでルリグを寝かせるだけ(シグニも寝かせて加持祈禱の2点防御を使わせる必要があるけど)で良かったのです。
ルリグを寝かせる一手間を惜しんだだけで負ける
これは、WIXOSS史上最も勝ち確に近い状況を作って負けたプレイヤーなのではないでしょうか?
皆さんは、このしくじり先生を教訓にして、諦めずに最後まで戦うようにしましょう。
僕は決勝トナメがあると聞いた時点で心が折れていました。
セレモニーのルールが良くない(他責思考)
・ミカエラ 〇
火力全振りデッキではさすがに負けません。
合掌。
・爾転 〇
防御ゼロ面構築の一番の弊害で、ほぼ負け確と言って良い対面です。
後攻を取ったため、後攻2ターン目にいかに走り切るか?という思考でプランを描いていましたが、早速1ターン目からゲームが動きました。
回復
止めデッキ同士の対戦では、考えることはお互い同じ。
後攻2ターン目に勝負を決める!という僕のプランは当然に読まれていました。
UNKNOWN MEMORYでエナを増やし、エナを焼く暇を与えぬよう、速攻で回復してきました。
が、このプレイのお陰で僕には細い勝ち筋が生まれました。
"ねへほもん"の威光が、相手を消極的なプレイに誘導した瞬間でした。
先攻3ターン目を耐える
相手の火力が1点減ったことで、防御ゼロ面構築でも耐久というプランが生まれました。
このデッキでは、アイリで課税する等、ルリグデッキ以外で抗う手段があります。
先攻2ターン目はLBで1点止まり、サーバントでガード出来たことで、何とかライフ5点を維持できました。
まだ、、、戦える!
後攻2ターン目はエナを与えないことが重要なので、1面除去するだけに留めました。
ここで更に"ねへほもん"の威光が煌めきました。
緑エナを集中紅火で焼かれる可能性があるとはいえ、さすがにビビり過ぎです。
爾転はLv2なので追加2ランデスは無く、手札から捨てた赤の枚数しか焼けません。
相手はライフ5点を維持できましたが、エナを消費してしまいました。
守破離で1点も通せず終わったため、セリナでサーバントを拾ってターンエンド。
ガード不可で無意味に思えますが、エナを絞り尽くされた相手にとって赤3要求は非常に重い。
結局、先攻3ターン目は轢断・鏡花・熱線でライフ2点まで削られるも、赤エナ1枚が足りずにガード不可を付与できず、3面要求を全て通せるかというLB勝負になりました。
勝負の流れは完全に僕に向きました。しっかりLBを踏ませて後攻3ターン目を得ました。
が、まだ勝ちではありません。
相手は防御アーツは無くとも、ライフが5点あり、サーバントを抱えています。
3エナ以上を抱えられており、アリウスのバーンも効きません。
結局、以下の流れで最善を尽くし、最後はLBにお祈りする展開となりました。
・轢断&鏡花で3点まで削る
・インフィニット・フォースの連パン込みで4回アタックを全て通せれば勝ち
あまりにも細すぎる勝ち筋で、正直諦めていました。
が、まだ勝負の流れを掴んでいたようです。
4連打ぁぁぁを通して勝ち切りました。
(なお、僕はイラスト展優先なのと知り合い相手だったので勝ちを譲りました)
・ひとえ 〇
こちらが防御スッカスカなのを読み切られてか、後攻3キル狙いの全力要求で攻められました。
こうなると、山落としでリフダメを受けないようにアーツを温存する位しか対抗策はありません。
後は・・・
トリスタンLB!サーバントを拾ってガード!
ナギサLB!1点止めまぁす!
サーバントLB!サーバントを拾ってガード!
LBで3点止めました
運だけ~~~
(なお、僕はイラスト展優先なのと知り合い相手だったので勝ちを譲りました)
・ヒナ 〇
軽いアーツが無いのか、ランデスがぶっ刺さりました。
後攻3ターン目にライフ0・1エナまで削ってアタックに入ると、アーツ4枚を腐らせたまま押し切ってしまいました。
・北九州記念 実質勝ち(本命は負けたけど馬券を買い忘れたので)
下手くそが競馬にのめり込んではいけません。
本当に一握りのプロ馬券師(収支プラス)>馬券を一切買わない人(収支プラマイゼロ)>>>大多数の養分(ねへ含む)
馬券を買い忘れるのは実質勝利です。
・ランダム賞 〇
・ランダム賞 〇
・ランダム賞 〇
じゃんけん大会だけで荒稼ぎしました。
ランダム賞を取りに行く時に、ニヤニヤしながら
「8月2日に飲みクロスを開催します!そこでランダム配布するので是非きてください!!!」
と宣伝してきました。
ランダム賞は2回獲得したので、当然2回宣伝しました。
受付中なので皆来てね(ダイマ)
飲みクロスパーティー 2025 Summer - Tonamel
セレモニー終わりにファルコム展に行きましたが、やはり「殲滅天使」しか勝たん。
僕の勝ち取った景品も含め、じゃんけん大会で大盤振る舞いしてくれたお礼も込めて、受注販売のレンちゃんを即予約させていただきました。
マジで楽しみ。
という訳で、2止めドーナの紹介でした。
今弾はディーセレ史上最高に勝率が高く、真面目に試行回数を積めば1回セレモニーで優勝できたかもしれませんが、そこそこ勝てて満足してしまったのでこれで締めるとします。
次弾はゴングを慣らしてLv1アシストでぶん殴るだけ、構築術の限りを尽くした今弾と違いチンパンジー化しそうですが、奥深さはあるのでしょうか・・・?
では(^^)/