どうも、ねへほもんです。

先週土曜から有給取って9連休中です。

という訳で、

 

 

北海道に行ってきました!

 

 

1日目:帯広

 

まずは帯広駅で名物の豚丼をいただきました。

 

 

次は観光地・・・と言いたいところですが、

 

何もねぇ

 

これは北海道旅行全般に言えることですが、駅周辺というよりは、車で多少遠出しないと観光名所に辿り着けないことが多いです。

駅前を歩き回って色々発見するスタイルの僕の旅行とは相性が悪いですね。

駅周辺には特に名所が無いため、当てもなく近くのショッピングセンターに立ち寄りました。

 

 

店内で車が売られていて驚きました。

僕は人生で初めてみました。

こういう発見が旅の醍醐味なのだ。

 

続いて僕が帯広に立ち寄った唯一の目的地へ。

空港の写真からある程度お察しでしょうが、

 

 

馬です。

というか、僕が他の目的で北海道に来ることはない。

帯広の「ばんえい競馬」は世界唯一のスタイルということで、一度現地観戦したいと思っていました。

 

 

直線コースで、途中2か所にこんな感じの急坂があります。

馬は重いそりを引きずっており、他の競馬のように差し脚で一気に駆け抜けるということはないです。

ほぼ歩き・・・というか、坂の手前では体力を回復するために止まることすらあります。

 

 

僕はばんえい競馬初挑戦で、全く勝手が分からなかったのですが、なんと1レースから的中しました!

いや~、才能って怖いっすわ。

(単勝1.5倍買っただけ)

 

直線コースなので、他の競馬のように前が塞がるという要素が無く、邪魔をされない分強い馬が順当に勝つという印象でした。

予想に絡む要素は少なく単純な気はしますが、そうはいっても初挑戦ではなかなか難しく、当然ながらのマイナス収支。

事前予習では、砂の固さの差等が原因で、レーンによって走りやすさが違うようで、内から3レーン目が割と来ている印象でした。11レース中7レース馬券に絡み、他のレースも人気以上に走っていました。

この傾向に気づいてある程度当たりはしましたが、他にも気づいた方が居るのかあまり旨味はないですし、他の観点の予想を織り込めていない分、まぁプラス収支には至れませんでした。

 

 

競馬場内には中央競馬の中継モニターがあり、阪神メインレースのマーメイドSも賭けました。

こちらはウインマイティーが差し切れずに2着。複勝2倍、払い戻し1000円のみのトリガミでした。

 

「小さく勝って大きく負ける」

 

僕の競馬のモットーが体現された1日でした。

アカンやん。

 

 

帯広競馬場、場内は昭和を感じさせる建物で、おじさん達と一緒に競馬新聞片手にモニターの中央競馬を観戦するという実家のような安心感でしたが、それでは若い人を呼び込めないと思ったのか、外観は今風の要素を取り入れています。

入口付近はオシャレなカフェや物産コーナーがあり、奥には写真のように馬と触れ合うコーナーもありました。

にんじんをあげたり、馬が柵の中で走り回る様子を見たりできます。

 

競馬は最近ネット投票やネット中継で気軽に参戦できるようになり、売上を伸ばしているようですが、更に現地観戦の楽しみも体感できると、よりファンの定着に繋がるのでしょうね。

 

 

2日目:札幌

 

朝に帯広を出て、特急列車で札幌へ。

正午過ぎに到着しました。

夜に北海道赴任中のじゃくそんと会う約束でしたが、夕方まで仕事なので1人で札幌を観光しました。

 

 

まずはぶらぶらと、すすきのまで歩きつつ札幌の雰囲気を堪能しました。

時計台を見たり、大通公園のベンチに座って社会人を眺めて休暇マウントを取ったりして、最後は昼食として札幌ラーメンをいただきました。

「けやき」というお店で、有名店らしいですが午後1時半になれば並ばず入れました。

 

が、ここからが問題でした。

ノープランだったので、前日の夜に「札幌 観光」でググって見つけた2か所に寄ったのですが、まぁ調べの甘さを感じました。

 

 

まずは白い恋人パークへ。

ここは・・・

 

リア充臭がキツイ

 

やたらハートマークが強調されていたり、写真撮影スペースがあったり。

周囲を見渡してもカップルか女友達組ばかり。

単純に人が多いのも息苦しく、外のバラ園でも眺めるか~と歩いていると、他の方の撮影の邪魔にならぬようにと気を遣うばかり。スマホって前方を撮影することも、手前を自撮りすることもできるから、前も後ろも通れんねん。

 

以前2chのまとめ動画で、「白い恋人を試作するコーナーに単騎突撃したら、周りがカップルだらけで視線が突き刺さった」という話を聞いたことがあったので、教訓を生かして自爆せずに撤退できました。

僕には不向きなんだろうなと思いつつ、そんなにぼっち君が浮くのかと怖い物見たさで行った面はあるので、実態を知れただけでも収穫ということにします。

 

次はサッポロビール園。

白い恋人パークでもありましたが、工場見学要素は好きなので、リア充要素の無さそうなこちらには期待できる!はずでした・・・

 

 

いや~、松尾芭蕉は俳句のために旅をしたと言いますし、僕も謎かけのために旅をしたと思いましょう。無理やけど。

ノープランで前日に適当に選んだのが良くなかったですね。

ちゃんと下調べしていれば、陰キャお断りの施設であるとか、定休日だとかは調べがついたはずです。

 

サッポロビール園に行けず暇になり、北海道大学をアテもなくブラついていました。

札幌駅周辺の迷える子羊にはオススメです。

ロクに観光の成果が上がらない2日目でしたが、最後は一発逆転を決めてやりました。

 

 

北海道の海鮮は旨くて安いとよく聞きますが、なるほどそういうことかと痛感させられました。

関東でグルメ部って何だろう?低レベルクリアかな???

久々に再会したじゃくそんでしたが、赴任して3か月、しっかり北海道を満喫していました。

 

 

3日目:小樽、苫小牧

 

じゃくそんは休日だったので、午前まで同行してもらいました。

 

 

まずは札幌の市場へ。

豪華な海鮮丼をいただきました。

続いてはその近くの施設へ。

 

 

やはり馬。

朝早かったため中には入れませんでしたが、場所を把握して雰囲気を感じられただけでも有意義でした。

まぁ、近くに着いたは良いが、入口が分からず外周を約1時間掛けてほぼ1周したのはここだけの話ということで。

 

その後は札幌の近場に出掛けようという話になり、電車に1時間近く揺られました。

 

 

小樽です。

運河がありました・・・

 

って何もねぇ

 

なんだろう、観光地っぽい雰囲気を感じるのですが、何か物足りない。

市場はあるし、寿司屋通りはあるのですが、小樽ならではという力強さはない。

正直運河も、ちょっと雰囲気の良さげな川程度にしか感じませんでした。

とはいえ、歩き回っていれば1か所くらいは楽しめるスポットがあります。

 

 

日銀の旧支店ということで、いかにも堅苦しそうな場所ではありますが、金融関連のお仕事をする者として、歴史を学ぶことにしました。

昔日本史や経済史の授業で習ったような内容が出てきて、懐かしく感じました。

ただ地味なだけでは魅力に欠くと思ったのか、大衆受けしそうなコーナーもありました。

 

 

金は命より重い・・・?

案外軽かったです。

他には次の新札が展示されているなど、気軽に楽しめる要素が案外多かったです。

僕的小樽ナンバーワンスポットです。

 

アテもなくうろつくうちにお昼の時間に。

前日の晩飯や朝市の海鮮丼と見比べると、寿司屋通りは値段の割に大したことが無さそうな雰囲気が。

コレだと思う店が見つからずに彷徨う中で、僕が1つの提案をしました。

 

 

「肉、焼きません?」

 

 

ジンギスカンにしました。

これが大当たり。

 

羊肉と言えば臭いにクセがある印象でしたが、ほぼ無臭で、たまに僅かに感じる程度。

食感も柔らかく、非常に美味しかったです。

 

その後じゃくそんと別れ、最後の宿へ向かいました。

 

 

苫小牧です。

例によって何があるかはロクに調べておらず、9割ホッコータルマエパネル目当てでした。

 

到着後数分で実績開放。

例によって何もねぇ定期だったのですが、色々なアニメの聖地らしく、適当にブラつきました。

 

 

こちらの科学センターは「ぼくだけがいない街」で主人公の幼少期に登場した場所のモチーフとなった場所だそうです。

夕方だったので開いておらず、外観を拝むだけでしたが、ちょっぴり観光気分になれました。

 

 

店が無さ過ぎて晩飯セイコーマートだった帯広に比べると、飯屋はそこそこあったため、直感で旨そうな店に入りました。

特に名物とは関係ない普通にイタリアンでしたが、純粋にクオリティが高かったです。

たまにはこういう旅行飯も良き。

 

 

4日目:ノーザンホースパーク

 

最終日はノーザンホースパークへ。

2年前のチケゾーたずねて三百里の回がそうだったのですが、多くの牧場は日高や浦河という辺境の地にあるため、レンタカーを運転するとか、バスに5時間揺られるといった苦行を強いられます。

 

ゴルシに会いたいな~などとも考えたのですが、バスがねぇ、ペーパーマンなので運転できねぇということで諦めました。

その点ノーザンホースパークは、新千歳空港から無料の送迎バスが出るという高待遇ぶりで、バスで20分とかなり近いです。

 

アクセスが圧倒的に良いので、競馬ファンのみならず、気軽に馬に触れ合いたいな~という方にお勧めです。

実際、中も競馬要素はかなり薄く、ショーを見たり、厩舎を見学したり、試しに軽く乗ったりと、単純に馬と触れ合う施設なので、むしろガチな競馬ファンが行くと肩透かしを食らう位のカジュアルさです。

アーチェリー、テニスコート、ゴルフコースなど馬と無関係のレジャーすらあります。

 

 

僕のようなぼっちがテニスなど出来る訳もなく、例によって園内をぶらつくだけだったのですが、一番楽しめたのはポニーショーでした。

11時、13時、15時と全3回あり、全て異なるポニーが出てきて、個々の得意分野を披露してくれます。

上の写真のように変顔をしたり、楽器を演奏したりとバリエーションがあって飽きません。

 

 

時には身体能力を発揮する場面もありました。

なかなか100%成功とはいきませんが、だからこそ成功した時は拍手喝采でした。

園内は広く、色々な風景を楽しめました。

 

 

僕の好きな名前の子を見つけたり、

 

 

植物を眺めたり、

 

 

馬車を眺めたり。

 

馬車には乗りませんでしたが、馬には乗せてもらいました。

「ひき馬」といって、職員さんに先導してもらうだけで、僕が手綱を握る訳ではありませんでしたが、ちょっと高い所からの景色は新鮮でした。

 

30分の体験乗馬もあったのですが、事前予約が埋まっていたので出来ず。

全体的に事前準備が甘いですな。

 

後はディープインパクトの展示ホールがあり、三冠制覇やハーツクライに敗れた有馬記念の映像を観ているうちに帰りの時間になりました。

アクセスが非常に良く、様々な催し物があることから、新千歳に寄ったら絶対寄るべきスポットだとオススメできます。

 

こちらは無料送迎はありませんが、近くに社台スタリオンステーションがあり、種牡馬見学もできます。

今回は繁殖の時期で見学ができませんでしたが、また機会があれば見学可能な時期に休暇を合わせようと思います。

 

ノーザンホースパークを後にして、新千歳空港へ。

ようやく最後です。

 

 

最後の晩餐としてスープカレーを頂きました。

辛さを選べたので30倍にしましたが、結構辛くて苦戦しました。

別に無理をした訳ではなく、メニュー表によると、30倍はまだSPICYの範疇なので余裕と思ったのですが。

空港では飛行機に乗って帰るだけ、と思いきや、最後に1つ大きな問題が。

 

新千歳空港着:16時20分

飛行機:21時

 

【結論】めっちゃ暇

 

とにかく暇でした。

ノーザンホースパーク発の最終バスは16時だったので、暇になるのは容易に想像できたのですが、18時発の便と21時発の便では航空券代が5000円近く変わったので、ケチケチ精神から遅い便を選択しました。

どうやって暇を潰そうか、困ったように思われましたが、思わぬ過ごし方を見つけました。

 

 

映画鑑賞で2時間潰せました。

今まで空港の映画館なんて意識したことがありませんでしたが、遅い便を取った時にはアリな選択肢ですね。

空港は概して物価が高いですが、映画は普通に大人1800円ですし。

 

上映時間の都合上、観る作品は選択の余地なしでしたが、楽しめる作品で良かったです。

ドラマ化された作品の続編のようでしたが、初見でも背景はすぐに理解できました。

 

以上、北海道旅行でした。

やはり馬好きとしては、帯広競馬場とノーザンホースパークがイチオシですね。

乗馬体験や種牡馬見学など、やり残しが多々あるので、じゃくそんに会いに行くという口実で来年も行くかもしれません。

良かったら皆さんも行ってみてください!

 

では(^^)/