どうも、ねへほもんです。

現在有給を取って10連休を満喫しております!

緊急事態宣言再発とも言われる時勢ではありますが、

 

北海道一人旅

 

行ってきました!

折角の有給ですし、一人でリスクは低いでしょうし、地域経済への貢献という名目でまぁいいでしょう。

 

 

7月5日 午前5時

 

家を出発。

最近は早起きしてウマの飼育が日課になっているため、早起きはさほど苦になりませんでした。

 

 

7月5日 午前10時

 

新千歳空港着。

その後電車に数十分揺られ・・・

 

 

札幌とーちゃーく!

まずは札幌をぶらつきます。

 

 

朝メシろくに食べていないため、まずは駅のすぐ近くのらーめん共和国で腹ごしらえ。

 

 

王道札幌味噌ラーメン。

チャーシューではなく豚バラなのに個性を感じました。

 

空腹を満たしたら、駅周辺をぶらつきます。

事前に予習した情報では、

 

・駅の北側は北大があるだけ

・南側はすすきのに向けて繁華街が広がる

・特にめぼしい目的地は無い

 

ということだったので、

 

作戦「とりあえず南に歩く」

 

に従い、歩き始めました。

まぁ、僕の旅行が計画的でないのはいつものことだ。

 

 

まずは定番時計台。

その後も南へ歩き続ける。

 

 

サッポロビールのデカい看板が。

ただ個人的には、その下(BIG ECHOの右)の看板が気になりました。

「隠れ家ダイニング」と書いていたのですが、看板が大きくて全然隠れていませんでした。

 

札幌の正直な感想ですが、

 

・東京で例えると東京駅+新宿歌舞伎町という印象。

・普通の都会という印象で、観光名所は少ない

・オフィスビルか夜のお店が中心で、特に昼に散策するには向かない

 

去年の金沢は、駅から徒歩で兼六園に行ける上、道中でもレコード館で数時間過ごしたように、歩き回る楽しみに溢れた街でした。

それに比べると札幌は観光都市という感じではなく、北海道らしさを感じるには他に行きましょう、という印象を受けました。

後、当日が雨天で歩きづらかったというのも僕の印象が良くない理由でした。

 

とはいえ予定を変えて札幌から動く時間は無いため、観覧車を見つけたり、JRAの施設を見つけたり、少しでも見どころを見つける努力をしながら歩き回りました。

 

 

赤レンガ庁舎も名所らしいですが、改装中で入れませんでした。

色々ついてない。

 

 

7月5日 午後3時

 

札幌を出発して宿へ向かいました。

 

 

札幌からバスで2時間、登別へ到着しました。

新千歳、札幌、登別、函館が北海道の南西部に固まっているため、北海道旅行ではこの辺を回るのが時間的に効率が良さそうです。

 

札幌を超える大雨で、全然「歓迎のぼりべつ」ではありませんでした。

バス停から駅まで数分歩いたのですが、雨が酷くて靴の中まで浸水する事態に。

この旅ではずっと足元のジメジメした不快感に悩まされることとなりました。

 

 

登別駅で熊が出迎えてくれました。

実物は・・・出ねぇよなぁ?

 

登別駅に宿の人が車で迎えに来てくれ、いよいよ宿へ。

正直鬱蒼とした気分でしたが、ここからが北海道本番じゃい。

 

 

まずは部屋。

お客さんが少ないらしく、和室を貸し切れました。

快適じゃい。

 

 

夕食は船盛懐石。

 

 

朝食も大ボリューム。

飛行機代(往復計)<宿代 と奮発しただけあって、この旅の満足度が跳ね上がりました。

いかにも高そうな書き方ですが、飛行機代は最強LCCの力で片道6000円程度で済ませているので、宿代も過度に高い程ではないです。

荷物なんぞ手提げカバンで十分という人はLCCが最適なのです。

 

後は登別と言えば当然、温泉も満喫しました。

さすがに浴室にスマホは持ち込めないので写真は無いですが、いかにも効能がありそうな濁り湯で、夜と翌朝の2回で堪能しました。

北海道はでっかいどうの中では新千歳から近くて行きやすいので、登別はオススメです。

 

7月6日 午前7時 朝食開始

7月6日 午前7時40分 宿を出発

7月6日 8時半 登別駅から特急「北斗」で札幌へ

7月6日 10時 札幌駅着

7月6日 10時20分 浦河行きのバスに乗車

 

この旅で一番忙しい区間でした。

歯を磨く暇も無かった。

 

10時20分のバスに間に合わせるよう、事前に綿密に計算していました。

このバス逃すと4時間待ちだからね・・・

 

という訳で浦河行きのバスに乗り込みました。

 

 

高速道路を2時間ほど走り、降りた後は延々と続く田園風景。

人は見掛けず、居るのは馬と太陽光パネルばかりでした。

 

4時間にわたるバス旅を終え、宿に向かいました。

この歳で4時間のバス旅は、ケツと腰に来るな・・・

宿に着いて荷物を下ろし、いよいよこの旅最大の目的を果たす時が来ました。

 

 

「はい、ウイニングチケットです!!!」

 

という訳で、今回の目的はウイニングチケット(実在する馬)に会うことでした。

有給の日が近づき、特に当てが無くどうしようかと悩んでいたところ、

 

「馬に会いに行くか。」

 

と思い立ったのが、今回の北海道旅行のきっかけでした。

この歳になると色々旅行に行っており、未踏の地が減ってきているため、旅行のネタを探すにも一苦労するものです。

 

何度か書いていますが、

 

 

僕のイチオシはナリタタイシンで、

 

・初のガチャで当てる

・計3回当たってピースがゴッソリ貯まる

・円盤の女神像をフル投入して唯一の☆5開花を達成

・初のAランク到達

・初のA+ランク到達

 

と、僕のウマ娘はタイシンと共に歩んできたと言っても過言ではありません。

叶うならばタイシンに会いに行きたかったのですが、残念ながら昨年亡くなっていたため、同年代のライバルだったウイニングチケットに会いに行ったという経緯です。

 

ウイニングチケットはうらかわ優駿ビレッジAERUで飼育されており、

 

・浦河バスターミナルから送迎あり

・昼は放牧、夕方は厩舎に居て自由に見学可能

・宿泊施設あり

 

と、見学にはかなり適した環境です。

普通の牧場にアポを取って見学を依頼し、自力で見学に行き、周辺で宿を探すというのは大変ですからね。

 

ウイニングチケットは31歳、人間でいうと100歳超えと長寿なのですが、生きているうちに会えて良かったです。

その他に、

 

 

スズカフェニックス、タイムパラドックスも見学可能な引退馬として飼育されていました。

スズカフェニックスは父がサンデーサイレンスで、名前から推測可能かもしれませんが、ウマ娘ではサイレンススズカと父親が共通しています。

GⅠでは2007年の高松宮記念で勝利しました。

 

タイムパラドックスは遅咲きで、GⅠ初勝利は6歳のジャパンCダート(例えば、ウイニングチケットのダービー勝利は3歳)でしたが、そこから順調に勝利を重ね、

 

2004年 ジャパンCダート
2004年 川崎記念

2005年 帝王賞

2005年 JBCクラシック

2006年 JBCクラシック

 

と、GⅠ通算5勝を達成しました。

単純比較はできませんが、ウイニングチケットがGⅠ勝利はダービーのみだったことを考えると、GⅠ通算5勝は立派な戦績ですし、遅咲きの年長馬として活躍したという個性もあるため、ウマ娘のネタとしても十分では、と個人的に思います。

 

馬の話に逸れてしまいましたが、旅の話に戻しましょう。

宿泊施設は朝夕食と大浴場完備は基本として、引退馬の品を展示したギャラリーもありました。

 

 

展示品や写真を見ていると、競馬は全く知らない僕でも、当時の熱戦の模様が伝わってきました。

食事はコース料理で、前日の登別と遜色なく、宿泊施設としてのクオリティも十分でした。

 

 

我が家にまたぬいぐるみが増えました。

可愛い物は逃さない主義です。

 

翌朝はバス停へ送ってもらう前に、少し寄り道をして近くのJRAの調教施設を紹介してもらえました。

 

 

「馬優先徐行」というこの土地ならではの看板があり、実際に馬が横断してきて停車する場面がありました。

バスに乗るまでの僅かな時間ということで、大まかな紹介ではありましたが、展望台から調教施設を一望し、車で調教施設を外から覗くことができ、調教の雰囲気を感じられました。

東京ドーム数百個分の広大な土地に1000m直線、ダート、坂路、長距離と、一通りのコースが揃っており、「リアルトレセン学園やんけ・・・」と呆気に取られました。

 

ただバスに乗って帰るだけだと思っていたため、思わぬサービスに大いに満足しました。

 

7月7日 午前9時半 バス乗車

7月7日 午前1時半 札幌着

 

再び4時間のバス旅。

ケツと腰よ、よく耐えてくれた・・・

 

到着直後、この旅最大のミスを犯してしまいます。

もうすぐランチタイムが終わってしまう、と焦ったのが良くありませんでした。

 

 

うに丼 6160円

 

過去2日の食事を振り返り、刺身は食べたが、うにはまだ食べていないことに気付きました。

そこで、うに丼の店を探して向かったのですが、焦って思考が麻痺していました。

 

「うには高いもんだ。きっと値段相応の味のハズ!」

 

と、ランチメニューで一番高級なうに丼を頼んだのですが、

 

「合計70グラム・・・量的にも質的にも、これは3000円クオリティだな・・・」

 

と正直落胆しました。

うーん、僕の舌がうにの味を理解できるレベルに達していなかったということか・・・?

 

慌ててランチを済ませたところ、札幌での残り滞在時間は2時間ほどに。

1日目もそうでしたが、中途半端に自由時間が残ると悩むもの。

幸い雨は降っておらず、歩き回りやすい環境ではありました。

 

「南は回り飽きた。なら北か・・・?北大だ!!!」

 

 

という訳で北大へ向かいました。

札幌駅から徒歩5分という超好立地です。

 

(めっちゃ指写ってる)

 

それでいて自然豊か、歩き回るスタイルの僕の旅には最適でした。

素晴らしい環境を見ていると、「こんな駅前好立地、木々を生やすよりビルを建てた方が金になるのでは・・・?」という貧乏性的発想に陥った自分が恥ずかしくなりました。

 

最後に札幌を離れ、新千歳空港へ。

時間に余裕があったため、空港内を適当にぶらつきました。

 

 

チョコレートの製造過程が展示されていました。

物を売るための宣伝という感じではなく、純粋な知識として事実を伝えてくれる展示物、嫌いじゃないぞ。

 

 

コスパ的にもやっとしたうに丼では終われねぇと、スープカレーでこの旅を締めくくりました。

 

以上で旅日記は終わりです。

雨天で歩きづらい、靴の中が気持ち悪いという環境だったため、運が悪かったというのが正直な感想でしたが、屋内で靴を脱いで過ごせる2日間の宿はその分格別でした。

温泉宿の王道こと登別、人よりも馬が優先される土地こと浦河、貴重な経験でした。

 

僕は年一回ペースで1週間の休暇を取って旅行に行くため、次は来年の予定です。

今年のウマ娘みたく、マイブームから行き先のネタが浮かべば良いのですが、どこになることやら?