3ケ月毎の健診日である。 心電図検査と血液検査を受ける。
まだ現役の頃、勤め先近くのこのクリニックで、狭心症が分かった。 それまで、 出張や旅行先で息が上がる症状があり、CT検査で冠動脈が細くなっているのが分かったのである。 ステントを入れる手術を受け、以来10数年このクリニックで定期健診を受けている。
検査数値に心配するものは無かった。 最初から観てくれている先生もだいぶお年を召された。 診察の後、東京駅の駅中でいつもの昼食を摂る。
東京国立近代美術館が開館して70年が経つということで、今日本で重要文化財に指定された作品のみ集めた展覧会が開かれている。
東京駅からも近いので行ってみた。大手町で降りて竹橋方面に歩いて行くが、昔と随分と変わって大きなビルが林立している。昔一時勤めた気象庁を横に見ながら皇居外周を登っていくと国立近代美術館である。
現在国の重要文化財に指定されている美術品の中から50点程が出展されている。 教科書等で馴染みのものばかりである。
ただ重文に指定された時期は作品が評価された時期によってまちまちの様で、製作された時期とは異なっており、その秘密に迫るというのもこの展覧会の目的のひとつらしい。
黒田清輝
高橋由一
岸田劉生
高村光雲
青木繁
安田靫彦
観終えた後,屋上に上がり 目の前の皇居の新緑を愛でました。