日本のロック名盤カタログ CD Japan Japanese Music Real -2ページ目

Thee michelle gun elephant / カサノバ・スネイク

カサノバ・スネイク

カサノバ・スネイク
Thee michelle gun elephant

曲名リスト
1. デッド・スター・エンド
2. コブラ
3. ヤング・ジャガー
4. プラズマ・ダイブ
5. リボルバー・ジャンキーズ
6. ダスト・バニー・ライド・オン
7. 裸の太陽
8. ラプソディー
9. 夜明けのボギー
10. シルク
11. ピンヘッド・クランベリー・ダンス
12. アンジー・モーテル
13. GT400
14. ピストル・ディスコ
15. ドロップ
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世界の果てに ボサノバが鳴り響いて
機嫌の悪いパレード
どこにも終わる気配が無い
はじけるキャンディー さよならベイビー

1996年のある日。
ミッシェルとの出会いは、悶々と辟易していた青春時代をぶっ飛ばすには十分な衝撃だった。
ラブホテルで何気なく点けていたMTV JAPAN。そこから流れてきた彼らのデビュー曲「世界の終わり」。
オレはどーでもいいペッティングなんか一旦止めて、流れてくるその映像に熱く魅入ってしまった。

2009年07月22日。
またしてもリアルタイムを生きるホンモノのロックンローラーが一人死んでしまったらしい。
そこら中に溢れているニセモノのロックンローラーは誰も死なずのうのうと生きているのにだ。
彼の真っ直ぐそこに立っているだけでも絵になる鋭いカッティングギターはもうこの世では鳴り止んでしまった。
もしミッシェルがあと5年早くデビューしていれば
昨今のメジャーなロックシーンはちゃんとしたロックンロールをかき鳴らしていたのだろうか。

そんな事を考えてる内にオレはまた紅茶を飲み干しパンを焼きながら何処にも終わる気配が無い
“はじける何か”を待ち焦がれるのだろう。青っぽい夜明け近くのラブホテルで何気なく。

ボクたちは清志郎の音楽に支えられ生きてきた

ボクたちは清志郎の唄う音楽に支えられ生きてきた、と言っても過言ではない。
実際に知り合いでも直接話したことも無いが、
きっと彼は誰にも媚びず自分だけにはウソをつかないで
シャイでブレの無い真実(まこと)の音楽人だった。
イマジンのカヴァーで唄っていたように天国は無いのかもしれないし、
ただ空があるだけなのかもしれない、が、今頃肉体を離れた魂は、
すかさずアッチでキモチEホットなナンバーをいつものようにキメてブッ飛ばしてるはずだ!

オーティス・レディング、ロックンロール、ブルース、リズム&ブルース、ソウル、モータウン、
ジャズ、カントリー、ナッシュビル、フォーク、フォークロック、マージー・ビート、サイケデリック、
グラムロック、パブロック、パンク、ニューウェイヴ、ポップス、演歌、etc……
ジャンル(括り)だけではとても書き表せない音楽の素晴らしさ=ピュアを抽出し体現していた
“忌野清志郎=唯一無二のボーダレスマン”。
彼だけが成せるステレオタイプではないシニカルで純粋な唄が大好きだった。



RCサクセション、とりわけ忌野清志郎に影響を受けたミュージシャンは、プロ・アマ問わず数知れないことだろう。
70年~80年代のバンドは多かれ少なかれ、そのほとんどが触発されていたし、
バンドブームの頃はモロRCの影響下だった。現在活躍するアーティスト達(クラシックだろうが何だろうが)も
何らかの形(間接的にも)でRCの風を浴び続けているに違いない。
そして音楽が生活の一部になっちゃってる人種(携わるorリスナー)も彼の音楽に触れてこなかった、
なんてことは当然あり得ない話だろう。



一方、最近の若い人(一般リスナーも音楽をやっている側も)は
音楽自体を掘り下げて聴きまくるという行為が少なくなった気がしてならない。
それは音楽の話をしていても、実際に音楽をやってる人達の音楽を聴いていても、大体一瞬でわかるものなのだ。
別に他人の聴き方や、どういうキッカケで音楽をプレイしている、なんて事は本来どうでもいいし、
色んな動機やスタイルがあっても全然構わないのだが、
彼等あるいは彼女等は今流れているものでホントに満足してるのだろうか。
あるいは何を演って何を聴きたいのか自分で実際わかっているのだろうかか。
そんなんでホントに金をとってていいのか。
さらに言わせてもらえば恋やお笑いやクイズや健康にうつつを抜かしている時間がそんなに楽しいのか
(スミマセン脱線しました(・∩・)?アレ??≡3)。



とにかくダウンロード一発で事が済む今の“音楽業界”や“音楽ファン”には、
今一度あらためて忌野清志郎の軌跡(音楽)を遡って一から出直してもらいたい。
そうすれば彼の言わんとする死の意味(4万人以上が集まった)が
おのずとながらボンヤリと風に吹かれ聞こえてくるだろう。
※ちなみに今年、清志郎も配信限定で出してるじゃんか!シット!!

これは死んだから遡って聴け!ということではなく、
かといって清志郎にしか出せない唄声とかグルーヴとか凄みを盗めということでもない。
彼の表現方法の根底にある“ピュアに何かを信じる心”を
ずっと真摯にキープオンしていた姿勢(生き方)を彼というフィルターを通して感じ、
元来あるべき場所を思い出して欲しいからなのだ。



最後に…タモリが赤塚不二夫に読んだ弔辞じゃないけれど、
彼の音楽を聴いて育ったリスナーの人生は清志郎が残した数多い作品の一つだとボクは思う。

も一つオマケで、死ぬまでほとんど取り上げなかったくせに今更流しまくる糞メディアと、
どいつもこいつも横並び無個性の替えがきく曲を作ってはそれを垂れ流し
それに金を払っている子供だましの糞モンキーシステムへ。
ポップスもロックも関係ねえ!腐った奴等だ!オ○ンコ野郎!!
一人じゃ何にもできないくせに、一人じゃ何にも言えないくせに、
もしもオレが偉くなったら、そんな奴等とは、つ・き・あ・い・た・く・な・い!!

曽我部恵一選曲 / GOOD MORNING JAPAN~ハガクレTHE BEST

GOOD MORNING JAPAN~ハガクレTHE BEST

GOOD MORNING JAPAN~ハガクレTHE BEST
オムニバス 03年9月発売

1. 踊ろよベイビー(遠藤賢司)
2. ジンジン・バンバン(THE TIGERS)
3. 深南部牛追唄(布谷文夫)
4. アイ・ラブ・ユー(PICO)
5. おもしろ倶楽部のテーマ~恋する男たち(葡萄畑)
6. 男の世界(尾崎紀世彦)
7. 恋のピストル(ルビーズ)
8. レッツ・ゴー・ピーコック(ピーコックス)
9. スノー・ドルフィン・サンバ(ユキとヒデ)
10. 或る日突然(森山良子)
11. MY CHERIE AMOUR(M)
12. 9月の恋(ジプシー・ブラッド)
13. ハイビスカス・レディー(デモ・ヴァージョン)(外道)
14. 風がぴゅー・ぴゅー(乱魔堂)
15. ?(四人囃子)
16. 花・太陽・雨(シングル・ヴァージョン)(PYG)
17. くれないホテル(西田佐知子)
18. プール・コワ(Pour Quoi)(安井かずみ)
19. 夜の散歩をしないかね(RCサクセション)

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音楽好きならば、昔、好きな娘や、より仲良くなりたい友達に自分が選曲した
「俺ベスト」みたいなカセットテープをあげたり貰ったりした思い出が、多かれ少なかれ誰にでもある筈だ。

甘酸っぱい『ラブ&ピース』が表現出来る正に「曽我部恵一」らしい選曲のベスト盤は、
ハガクレというレーベル内の制約がある中で“最もわかっている”起承転結の構成で、
そこら辺のクラブDJとは違い、選曲を真面目に愉しんでいる感じや、届ける人への愛情がしっかりと感じとれる。
したがって曲を知らなくても自然に心を躍らせてくれる事は間違いないのだ、という事になる。



そして、このCDを聴いた後にふと思う困った問題が一つ出てくる。
「嗚呼、また誰かに自分が選曲したテープをプレゼントしたいな」という、
至極甘酸っぱい“大きなお世話的おしつけがましさ感”が沸々と湧き上がってしまうのだ。
それが例えどんなに周りの人から煙たがられようとも、湧き上がってしまったものはしょうがないし、どうしようもない。
もうここまできてしまった人は無理矢理時間を作って「俺ベスト」を作成するか、
CDを叩き割るしか、この問題を解決する方法は残っていないのではないだろうか。
最後に、曽我部最高。



~CDジャーナルより~
日本のロックの黎明期を彩ったアーティストの未発表音源発掘・復刻レーベル、ハガクレ・レコードのコンピレーション第2弾。今回は曽我部恵一が監修・選曲を担当。陽の目をみる事が無かった古きよきロックの忘れられない何かが所狭しと詰まった1枚だ。

うつみようこ&YOKOLOCOband / ANTiWAVE

ANTiWAVE

収録曲無いので
ANTiWAVE 02年11月発売
うつみようこ 大日方俊子

曲名リスト
1. Shoot Ready
2. FUN!
3. Time Out!
4. Today
5. なみだ
6. La イライラ
7. Boy & Girl
8. Mercedes Benz
9. My Art
10. くうき

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メスカリン・ドライヴやソウル・フラワーで活躍していたボーカル・うつみようこのソロプロジェクト第2弾。
37歳という年齢を全く感じさせない骨太ロックンロールな音と歌は、今だに充分カッコいい。
十曲入り(ジャニス・ジョプリン、和田アキ子のカヴァー含む)30分弱という一見短い時間に思えるけど、
ちょっと足りないんじゃね?なんてことは全く感じさせない。
なぜならそこには濃厚で濃密なロック/パンクのテイストが今だ忘れず十二分に溢れているからだ。

~ここから妄想~
うつみようこの声のパワフルさ。歌を歌う時には、やはりこれくらいのダイナマイトさが説得力を増す。
声がパワフル=元気、なんて短絡的な事を思いながらも、知らないうちに聴く方は元気付けられるものだ。
決してトビキリの美人ではないけれどパワフルでグレートな声を持ち、ロックンロールをなんなく歌える彼女。
その根底には多分、女の子らしいキュートな部分や慎み深い気持ちを、まだ忘れず隠し持ってるに違いない。
そんな気持ちをダイナマイト・グレートなボーカルに乗せて歌う彼女の声を脳内抽出して聴いてみよう。
だんだんと愛おしく思えてくるはずだ。

~公式より~
このアルバムではオクノシンヤ(ソウルフラワーユニオン)のほかでは聞けないパンキーななつかしい?プレイ、リズム隊 クハラカズユキ(TMGE)、グレートマエカワ(FLOWER COMPANYZ)の円熟した?早いビートとグルーブ、竹安堅一のジェットコースターのような変芸ギタープレイがうつみようこのボーカルとうまくからみあっており、あのライブでも大活躍のデコボコトリオ YOKOLOCOホーンズ Mitchy(Potshot), Chucky(Potshot), Yamadaもすてきなプレイが聞けます。

長見順 / 超スローブルース

超スローブルース


超スローブルース 05年9月発売
マダム・ギター長見順

曲名リスト
1. サラリーマン
2. パパさん
3. 723
4. あなたがあとからついてくる
5. 昨日の夜 愛について考えてみた
6. 本日の朝
7. あなたのあたま
8. 舟唄~I Love Rock’n Roll
9. 見下ろすだけ(part.1)
10. 見下ろすだけ(part.2)
11. 初雪
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日本でブルースというと“哀愁たっぷりのムーディな叫び”がおそらく一般的な解釈だと見ていいだろう。
しかし、彼女の発するブルースにはそういった偏見や解釈は多分当てはまらない。
哀愁は感じるが、たっぷりではないし、ムーディではあるが叫びではない。
大まかに言ってしまうと“なんか可愛い”。歌い方が独特でなんか可愛く感じてしまうのだ。
そして、なんか妙に褒めたくなる。マダムなのに。

そこで、なんかとはなんだ、と言うハナシになるが、それは極めて全然ワカラナイ。
ただ一つ呟くならば「嗚呼、この人は幸せって何だか知っているな、ふむふむ」なのである。

とにかくアソビじゃ済まされない満天ブルースがキまくりまくっているので、
次のアルバム「ギターマダム」も早く聴きたくなってしまう事は、まあマチガイ無いでしょう。

生きてる経験を爽やかなブルースで魅せれる人間。嗚呼ソウユウモノニ ワタシハナリタイ。終

“マダム・ギター”の異名を取るブルース・ギタリスト/シンガーの4thアルバム。岡地曙裕仙波清彦をバックに迎え、八代亜紀「舟唄」の独自解釈や自作ゴスペル・ナンバーなどで暴れまくる。(CDジャーナルより)