アトピーは自分でも不思議な病気です。
なぜこんなことな起こるのか?と、自分の身体のことなのにわけがわからない。
そのうちの一つに、好発部位(症状が起こりやすい部位)があります。
一般には、アトピーでは肘や膝の裏側なんかがよく言われます。
私の場合、
・頭皮、特に両耳の上側あたり
・顔面全体
・首から肩にかけて全体
・手指の関節の側面部
などがよくひどくなります。
特に耳の上あたりがひどく、一部は脱毛して戻らず、激しい炎症の結果、色素脱失と色素沈着の両方があり、まだらになっています。
私はあまり自分の見た目にこだわらないのでそこまでストレスではありませんが・・・
しかし、なぜこれらの部位で症状が出やすいのか、少なくともネットレベルだと十分な説明はありません。
関節の裏側などについては、たまに「汗をかきやすいから」のような説明を見ることもありますが、感覚的にはそうでない場合も多く、特に、重症の場合は違うと感じます。
そもそも私の場合は症状が悪化するのは冬から春にかけて(あまり汗をかかない時期)と決まっているし、症状がひとい指や耳など、部位としても汗をあまりかかないからです。
炎症が起こる部分は、かなりはっきりと健康な皮膚と境界があります。
激しい炎症があっても、すぐ隣りは全く異常なし、みたいなことがよくあります。
これは、アトピーの原因のヒントになるのではないかと思うのですが。
同じ身体の上でも、なぜ炎症になる部位と、ならない部位があるのか。
一つながっている皮膚の下にそんな境界があるとも思えないので、境界を分けるとしたら、例えば神経や脳の方ではないのか。
そういう研究してくれる研究者はいないでしょうか・・・。