二度目の何か | 今日も花曇り

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読んだ本や考えたこと、仕事について。

最近、人生で二度目の何かの時期なのかなと感じます。

危機なのか、節目なのか、わからないですが。

 

一度目は、社会人になって少し経った、25歳の時。

その前の年に、子どもの頃からずっと苦しみ続けたアトピー性皮膚炎で、いわゆる脱ステロイドを行いました。

勤め先も休職して、本当にひどい有様でしたが、なんとか回復して、身体的には落ち着いた時期でした。

 

でもなぜかうつになってしまい、特に原因が考えられず、その時は自分でうつだとわからず、とにかく体も心も重く、毎日死にたくて、死ぬことばかり考えていました。

 

幸い、母の勧めで心療内科を受診して抗うつ剤を服薬したところ、すっかりよくなり、いったいあれば何だったんだろう・・・と思うほどでした。

 

また、その後、いわゆる哲学というものに出会い、自分が思い悩んでいることは大昔からたくさんの人が悩み抜いてきたことだった、ということを知り、自分の悩みを言語化できたことで、うつに堕ち込むことが少なくなりました。

生きる意味も世界が在る理由も相変わらずわからないけれども、たぶんそれでもいいのだろうと、思えるようになりました。

 

ですが最近、またうつ気味が長く続いています。

そして、過去の感じともまた違います。

もっと身体的なうえに、現実の悩みに関係している気がします。

とにかく、何もやる気がおきない。

仕事は生活するために何とかやっていますが、週末はほとんど寝ているだけか、座っているだけです。

 

仕事と家庭の両方に問題があることはわかるのですが、どうすればよいのかがわからない。

次の行動を考える気力自体がわかない。

 

昨年の春は単純に仕事のストレスでうつ気味になってしまい、それは薬で気力を回復させて、配置換えを願い出て、かなり回復しました。

でも今回はもうちょっと根本的というか・・・そもそもこの自分がいる環境はここでいいのか、というところが揺らいでいる感じです。

たぶん、年齢も関係しているのだと思います。

全てが曲がり角という感じ。

 

薬を飲めばある程度元気になるのは過去の経験からわかっているのですが、元気になると「今のままでも問題ない」と感じてしまうので、かえって問題が先送りになりそうで少し怖いです。

 

大きなトラブルもなく、善良な人たちに囲まれて、なのにどうして幸せを感じられないのか、自分でもどうしたらいいのかよくわかりません。