娘はいま9歳ですが、幼稚園を卒業したあとも、そこで開かれていた習い事を続けるため、週に1回、放課後に幼稚園へ通っていました。
でも、この度ほかの習い事をすることになり、幼稚園での習い事はやめることに。
今日が最終日だったので、先生方にも一言あいさつをと思い、普段は娘ひとりで行って帰ってくるところ、今日は終わりの時間に私が迎えに行きました。
久々に中へ入った夕方の幼稚園は、何もかもが小さく、そうか、ほんの数年前は娘はこんなに小さかったのかと思いました。
習い事の先生にあいさつも終え、
「でも、今日で終わりだから、もう幼稚園に来ることもなくなっちゃうし、なんだかちょっとさびしいね」
と娘に言うと、
「えー〇〇ちゃん(自分のこと)はけっこう平気ー。新しい習い事も楽しいし!」
と言い、さらに「遊んできていい?」と言って、同じく卒園後も通っていた同級生の友達と遊具で遊び始めました。
子どもにはあまり感傷はないようです。
まだ娘が小さかった卒園式、さらに小さかった入園式のことを思い出し、本当に子育てなんて一瞬だな、もうあのときは戻らないんだなあと思うと、寂しい気がしました。
漠然と、歳をとったなあと思いました。
大きな病気や事故なくここまでこられて、なんてありがたいことだと思いました。
ずっと遊んでいて帰る気配がないので、「まだ遊びたかったら、先に帰ってるから、お友達と帰ってきてもいいよ」というと、「え、それはヤダ!」と言って一緒に帰ってくれました。
もうしばらくは子どもでいてくれるようです。