私は割と、ウツ気質です。
平日忙しい日が続いて疲れがたまると、休日になった途端、電池が切れたように何もできなくなってしまいます。
何もする気が起きず、ただ横になっているか座っているだけで、気がつけば夕方になっています。
そして、そうやってじっとしていると、ますます何もする気力がなくなってしまいます。まさに悪循環。
物を食べることさえ面倒です。
平日、必要に迫られて活動しているときは普通に過ごせるのですが。
ただ、調子が悪いと、平日の活動も浸食されます。
頭が回らない、すぐに疲れる、同時に複数の仕事ができない、いつも眠い。
目を閉じて、自分の頭の中のどこかに欲求や、やりたいことがないかを探すのですが、何もないのです。
興味深い記事を読みました。
< 小島慶子さんがADHDの薬を服用して驚いた「シーンとした世界」 >
先日記事に書いたガザニガの『〈わたし〉はどこにあるか』では、「意識」は多くのモジュールとして脳の中に分散しているのに頭の中でたくさんの犬が吠えまくっているように感じないのは、インタープリター・モジュールがそれらを統合しているため、という説明がありました。
小島さんの場合は、まさにそのモジュールの働きに障害があるということなのかも、と思いました。
私の悩みは正反対です。
脳の中で声を上げてくれるものがないのです。
いつも、シーンとしています。
いったいどうすれば、世の中の人たちのように意欲をもって生き生きと暮らせるのでしょうか。