
毎日暑いです。でも朝夕の陽射しはもう晩夏の気配ですね。
いま2歳1か月の娘もどんどん大きくなり、最近は「ごほんとってきて!」「せなかかいて!」などと、人を使うことまで覚えてきました。
娘が生まれてから、生命の不思議を毎日肌で実感しています。
どちらかといえば私は生命力の乏しい感じの人間なのに、その私の子どもが溢れんばかりの活力に輝いているのが、すごく不思議です。
これまで私自身は半分人間から降りたような気持ちになることもあったのですが、娘が生まれてからは、やっぱり私のような人間でも一応は生命の鎖の上にいたのだと実感します。
私と娘を比べて眺めると、生命はこうして更新されていくんだなと思います。
同時に、生命は、すでに衰えの始まった個体からこんなに瑞々しい新しい個体を生み出すことさえできるのに、どうして個体には、苦しくつらい老いというものを与えたのか、理不尽に思うこともあります。