刑事裁判修習が始まりました。
初日に「朝は9時20分までに裁判官室に入ること」という御達しがありました。それからして、弁護修習とはだいぶ違います。私は片道一時間半かかるうえ大抵かゆみで眠りが浅いので、ちょっとしんどいです。。
裁判官室内にもきりりと緊張感が漂います。真偽のほどは分かりませんが、部によっては、
「裁判記録と飲食物を同じ机の上に置いてはいけない」とか
「執務中の部長裁判官の背後を通ってはならない」(なぜ?ゴルゴ13?)
など、厳しい内部ルールが存在するところもあるとか。そのあたり、民事裁判修習とも違う空気です。刑罰権の発動ってやっぱり大変なのだと、そこかしこで実感しています。
ただ、4月には裁判官の異動の影響で期日が少なく、5月にはゴールデンウィーク、5月末には1週間の家庭裁判所修習が入っていることもあり、この第2クールで実際に刑事裁判の期日を見ることができるのは、実はとても少ないのです。がんばって密度を高くして勉強しないと!