裁判以外の弁護士の仕事 | 今日も花曇り

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今日は刑務所へ行ってきました。指導担当弁護士が刑事施設視察委員会の委員でいらっしゃるので、視察会にくっついていったのです。

刑事施設視察委員会、恥ずかしながらその存在を全く知らなかったのですが、読めば刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律(刑事収容施設法)の7条に確かにありました。監獄法から刑事収容施設法へ改正されるときの目玉の一つだったそうです。外部の目が入ることにより、不適切な処遇がないかをチェックできるとの趣旨です。

夕方からは、事務所所在地の市長と各種市民団体の代表との懇談会のはしっこに加えて頂きました。市長に対して市民の要望を伝えるための市民団体の委員を、やはり指導担当弁護士が長らく務められているためです。

こうしてみると、社会の中での弁護士の仕事場のうち、裁判所というのは一部でしかないんだなあということがよく分かる気がします。たった2ヶ月の間ですが、できるだけたくさんの弁護士の仕事を見てみたいと思います。