昨日は長野コグニ会「3次元ボディ計測器を用いた車体修正研修会」へ参加してきました。
修理する側の意識は当然の事ですが、ASV(先進安全車両)の修理においてはカーオーナー様の意識改革も必要と感じました。
今までと同じ様にはいかない、今までと同じ事をしていては機能や性能面までは正しく直らない事をカーオーナー様にも知って頂く必要性があります。
職人の経験や勘で見た目上はある程度直せるかも知れませんが、正確性に欠ける修理のやり方ではレーダーや超音波センサーを利用した現在の車の機能は元の性能を取り戻せているかはわからないと言う事です。
正しく修理をし、その根拠を示せるようにする為にはこれから先、現在先進安全車両に乗られているカーオーナー様だけでは無く、カーオーナー様全般的に費用負担が増えてしまう事も理解してもらわなければなりません。
事故に遭う確率が減り、一部自動化により運転が楽になる分、その車が事故により損傷を受けた場合には修理費用が高くなってしまうのは避けられないんです。
安く直せる訳が無いんです。
安く直すには機能や性能の回復を諦め、安全性は確保出来ませんが形は元に戻りましたと言うしか・・・。
今後、自動車がさらに進化することはわかりきった事です。
手先の技術だけでなく、情報や知識、機械設備が必須となりなます。
こうした研修・講習会への参加や同業他社との繋がりにより学んだ事、得られた情報等をお客様にフィードバック出来る様にオートガレージニーズは今後とも努めて参ります。