プリウスのフロントバンパーですが、部分補修にて傷修理のご依頼でした。
ジャッキアップして傷の部分の研磨。
研磨のみで傷は消えましたのでパテは使わずにサフェーサー塗装です。
マスキングして塗装の準備。
フォグランプやランプウォッシャーなど付いていますが、費用を抑える為にマスキングで対応。
プレスラインを使って後々出てしまうであろうクリヤーのボカシの境目もわかり難くしています。
傷のあった部分をアップで。
当店ではこの範囲の部分補修でも塗装時はフルマスキングしています。
塗装時に舞い上がった塗装ミストがボディーに付着すると、塗装面やガラスがザラザラとした感じになってしまいますのでそれを防ぎます。
ブースの中での塗装といってもフィルターに吸い込まれる前に意外と後ろの方や反対側に付着していまうのです。
コストはその分掛かりますが、お客様から「洗車したらなんだかザラザラするんだけど・・・。」っと言われてしまうよりは良いと思うから。
ですので限度を超えての安受け修理は出来ません。
私は「安く直したから他の部分にミストが付いてもそれで我慢して下さい。」とは言えないですし。
付着したミストを落とすのって大変なんですよね。(>_<)
磨きも終わり作業完了したのがこちら。
黒や紺など色の濃いお車は、部分補修した際にはクリヤーの境目が後からどうしても出てきてしまうのですが、お客様は板金塗装の経験者であると聞いてそのあたりも十分ご理解されていると思いますし、説明もほどほどにスムーズに話が進みましてお任せ頂きました。
当店をご利用して頂きましてありがとうございました。m(_ _ )m
経験者や私達の仕事について詳しい車好きの方からのご依頼はある程度わかっていてくれる面もあり気が楽だったりしますが、知っているだけにプレッシャーも掛かりますね。(;^_^A
でも、いつもと同じです。
人ではやり方など変えたりしていないので。
すっごい見る目がある人だからって、急には上手くなれないでしょ?
ほぼほぼ常に全力なので疲れます。(;^_^A