スティーブンキング積み本消化第16弾 1/5
文春文庫 Nightmares & Dreamscapes メイプル・ストリートの家より
かわいい子馬 評価:★★★☆☆ 3点
約310ページ、そのうちかわいい子馬は約45ページです。
少年クライヴ・バニングの祖父ジョージ・バニング。
死期が近い老人がが孫に伝えた"指示"とは。
祖父がこれまでの人生で、自分なりに学んだ人生哲学を孫に伝えるという物語ですが、何とも穏やかでどこか温かい、そんな作品に仕上がっています。
僕が生まれたときには、既に祖父は無くなっていたので、この少年のような思い出が無く、なんだか寂しく感じてしまいました。
今は無き、家族との大切な思い出、そんなことを思い出させてくれる作品ではないでしょうか。
あとがきを読むと、この作品は元々長編として書かれた作品の一部だそうです。
キングが経験した作家が陥るスランプ、ライターズブロックのときに書いていた作品、「マシーンズ・ウェイ」と「かわいい子馬」。
断片として残ったこの二つの小説、マシーンズ・ウェイは後にダーク・ハーフとして完成されましたが、このかわいい子馬という長編は残念ながら没になりました。しかし、その中のとある短い回想部分を捨てきれず、題名はそのままで、長編だった他の要素を一切カットした短編小説として世に出ることになりました。
ショートフィルムとして映像化されています。1分程度の本当に短いものでした。
翻訳はされていません。
次は電話はどこから……?
